2009.06.19

独立は人生のハック

 最近話題になっている、欠勤中のブログ更新で解雇云々の件について。
 概要はこんな感じのようだが、サラリーマンはやっぱこういうの気にするんですかね。僕の場合は「業務時間」という概念そのものがないからなあ。平日の昼間でも、相場がちょっと面白そうな動きしてればトレードするし、気分が乗らなければ適当なところで家に帰る。マンガを読むこともあるし映画を見ることすらある。
 一方、帰宅後も酒飲みながら仕事することもあるし、ベッドの上でも仕事のことを考えていることは多いし、土日でも必要があればもちろんオフィスに来る。

 すぐれたプログラマーはこういうスタイルが向いているということを知っているので、いまの従業員に対しても同様である。

 仕事ってのは時間をいくら投入したかではなく、約束した日までに約束したことをするかどうかが全てだと思うんですがどうなんでしょうかね。仕事全般もそうだし、ソフトウェアを書くのは特にそうだが、「こころ」の問題が大きく作用する。体調が良いときにやる気のある機能を作るのと、体調が悪いときにやる気のない作業をするのは正直に100倍の生産性の差がある。

 仕事というもの自体は面白いことだけれども、やりたいことをできるだけ多くやり、やりたくないことをできるだけ避け、仕事量に対して金と名誉をできるだけ多く得るかが考えどころだからね。

 そう考えると、僕が独立自営の道を選んだのは、そういう時間効率の悪いタスクをできる限り排除することだったのだなあと思う。とりわけ、チームプレイが苦手な僕のようなタイプには向いている。
 ハッカーの技というのは華麗なコードであっと驚く機能を実装することだけれども、人生そのものをハックする有効な手段が独立だ。上場できるような会社をイチから作るのはさすがに大変だけど、自分と仲間が楽しく仕事して生活に十分な金を稼ぐ程度のことならハードルはぐっと低い。いまとなっては、サラリーマン時代に朝から晩まで仕事して、毎月数十万程度の金で満足してたなんてアホとしか思えないぜ。

 でもこの程度のことを理解するのに大学出て何年もかかったのだから僕もトロかった。ホリエモンあたりは学生の頃から気づいていたはずなのでレベルの差を感じるぜ。

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2009.06.04

バイナリオプション その2

FXOnlineでバイナリオプション始めて1ヵ月ほど過ぎた。
一応トータルの取引成績はプラスで推移してるが、いろいろ分析した結果、このまま勝ち続けるのは極めて困難くさい。やはり取引コストが高すぎる。

中でも腹立たしいのが、外貨建てのバイナリオプションの場合、損益を円換算するときの為替レートでも手数料を取っていることである。しかもなんと、USDの場合1ドルにつき50銭! 勝ったドルは1ドルにつき50銭取られ、負けたドルは1ドルにき50銭多く払うのだ。約款をよく見ると「当社の定めたレート」で清算と書いてあるのでルール違反ではないが、この負担はあまりにもでかい。FXではスプレッド2銭でやってるんだからせめてそのレートで決済しろやと思うんですがね。

スプレッドで取って為替でも取るというのは実にあこぎです。

ゲームとしては面白いので確率的に多少不利でも仕方ないが、資産を運用する手段としてはまったく不適格である。ラスベガスでルーレットやブラックジャックやるのとほとんど変わらない。

しかし...
よく観察した結果、FXOnlineの提示するレートが明らかに誤っている場合があることが判明。実際には10~15%くらいで起きる現象に、FXOnlineは確率3~5%くらいで発生すると評価したレートを出してくるケースがあるので、この瞬間を狙えば相当有利に戦える。発生条件もわかっていて、だいたい週に1~2回というところ。気づかれれば簡単に対策されるのでここでは秘密にしておくけど、儲けようと思ったらこういうタイミング以外では手を出さないことだな。

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2009.05.25

Amazon EC2

 仕事が忙しい時に限って新しいことしたくなってたまらなくなるなー。学生のころ試験前になると長編漫画をつい読んでしまったのを思い出す。
 今回は遅ればせながらAmazon EC2。そろそろ仕事仲間も増えてきそうな気配だし、まずはオフィスの片隅においているサーバで管理しているsubversionを移行してみようかな、と。

 アカウント作成で、何度確認しても「住所が間違っています」とエラーが出て、いろいろ表記を変えたり漢字で入力してみたりしたけどだめだった。もう諦めてアメリカのそれっぽい架空の住所にしてしまおうかと思ったところでふと閃いて、郵便番号を3ケタで入力したら通った!。これを作ったAmazonの担当者は日本の郵便番号が7ケタ化されたことを知らないようだ。せめてもうちょっとヒントになるエラーメッセージを出してくれ。

 しかしこのサービスは革命的や。Amazonは単なる小売業者かと思っていたがまったく考えが甘かった。どんな用途に使うかは妄想が膨らむな! 初めて仮想化技術を見たのは10年くらい前のVMWareだけど、まさか今このような使われ方をするとは思わなかった。この調子だと数年で小規模のレンタルサーバ業者は全滅だよ。おそろしい。

 せっかくだからMapReduceを使って何か大規模なデータを処理する練習をしてみたいところだけど、ちょっとこれはネタがない。だが無理にでも探したい。

 相場の世界ももうしばらくするとこういうサービスをバリバリ使うようになりそうだけど、何しろ証券取引所がこういう分野には疎いのが心配である。ここ数年ビジネスの観点から見て、東証は長い間競合がいないせいで体質は相当に腐ってる。ここさえなんとかすれば日本の相場は格段に面白くなるんだけど。

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2009.05.18

膨れ上がるToDoリスト

 気づけは現在のメインプロジェクトであるTacticoも、開始から2年半が経った。これまでやってきたことはある程度の成果は出してきている(時間はかかりすぎたけどな!)が、見逃せないのは「プロジェクトのToDoリストは一貫して長くなっている」ということだ。自分で思いつくものと顧客から言われて採用する項目の増える速度が、常に仕事をこなす速度を上回っている。その結果、いまや手元にある課題を片付けるだけでも軽く1年はかかるボリュームになってしまった。
 ToDoリストが長くなり続けているということは、このプロジェクトは永久に終わらないということになってしまうが、それはどちらかというと健全である。膨張するToDoは周囲の期待の表れであって、期待がなければ改善要求も出てこないのだから当然だ。

 むしろ、ToDoリストがこの程度の増え方であるというのは自己資金で運営する決断が正解だったことを示唆していると思われる。Tactico初期段階での最大の選択は、外部資金を入れて4~5人雇って一気に攻勢をかけるか、自己資金で一人でコツコツやるかだった。結局は「なんとなく直観的にビビって」一人でやることにしたけど、最初から人を雇っていたら今のステージに来るまでの間に資金的あるいは精神的にクラッシュしていたと今ははっきりわかる。もしToDoの1/10しかこなせていない、という事態だったら、外部資金を入れるべきだった、ということになる。

 なので第一問は正解だったようなのだが、最近はその時期に次ぐ選択を迎えているなあ。
 ぶっちゃけて言えば、次の選択は

(1) 死に物狂いで今の仕事を推進して年収5000万
(2) 仕事のペースは緩めて家族との時間も大事にしつつ年収1000万

 である。
 実はほとんど答えは出ていて、(1)しかない。今の構想を他の奴に実現されてしまうのは我慢ならないし、自分のアイデアを世に問うことほど楽しいことはないからね。もちろん(1)で得た収入は人を雇ったり他の会社に発注するために使うことになる。それで失敗する危険はもちろんあるが、変に大金を手元においてもどうせ相場で張るだけだからね。その気になれば(2)にはいつでも移行できるので、気楽といえば気楽だ。

 だが妻はそういう男のロマンはなかなか理解できないんだよな。別に反対するというわけではないし、むしろ理解できないにも関わらず応援はしてくれるのは嬉しいが、ちょっとさびしい、というのは確かだ。

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2009.05.11

もうすぐ3カ月

 もうすぐ娘が産まれて3カ月になる。
 いやー実にかわいい。なんというか、本能に訴えかけてくる可愛さがある。むしろ、赤ちゃんに似ている要素のあるものを人間は可愛いと感じるようにできているのだという気がする。赤ちゃん的である、というのが可愛いの定義だね。でも、そう感じるのは自分の子でないとたぶんだめだ。

 最近子育てがらみで感じたこと。

●夜泣きしない
 これはウチ固有なのかもしれないけど、夜はぐっすり寝てくれます。事前に調べたときは2~3時間ごとに起こされるのできついみたいなことがどこでも書いてあったけど、そんなことはなく7~8時間ぶっつづけで寝てくれるので大助かり。寝る前はおっぱいがぶ飲みなので用意周到である。
 その分、昼寝は普通の赤ちゃんより少なめのような。

●運転免許不要
 僕はずっと運転免許は取らないポリシーを貫いてきている(実は一回取りに行って仮免にもいけずに挫折したんだけど)が、「子供ができたら絶対必要」と周りから言われていたので気になっていた。
 だが全然不要だな!
 ベビーカー押して電車乗るのも体験済みだけど、今は大抵の駅でエレベータが整備されてるし余裕です。
 もちろん都心に住んでるから、というのが大きいけど、これで一生免許は取らないのは確定した。

 まあ僕の場合、何かの障害なんじゃないかと思うほど注意力がひどく散漫になることがあるので(マジで)、無理に免許取っても人を轢き殺す危険が高すぎる。
 どうしても、というときはタクシー使うかレンタカー借りて妻に運転させればいいからな。

●まとまった時間が取れない
 家にいるとついなんだかんだで娘の面倒をみるのに"割り込み"が入るので、集中して何かをする時間はなかなか取れない。
 この影響が最も大きいのは映画だなあ。全然観れないよ!
 これから子供作る人は、産まれる前に好きな映画は一通り見直しておくことをお勧めする。たぶん2~3年はゆっくり映画を観ることはまずできないので。

 あと妻から言われてギクッとしたのが、「あなたは仕事でリフレッシュできるからいいけど私はずっと赤ちゃんの面倒みてるのよ!」という言葉。
 最初、「今のこの稼ぎがリフレッシュで得られてると思ってるのか?」と言い返しそうになったが、考えてみれば仕事が生活に良いリズムを与えているのは確かだし、仕事は実際楽しいので妻の目には僕は好きな時間に好きな事をしているように見えるような気がする。けっこう図星かも。
 これでも人に言えない苦労はしてるんですけどね。でもこの仕事がリフレッシュと見られてる、というのはちょっとショックだ。サッカー選手がサッカーを楽しむように僕はこの仕事を楽しんでいる、と言えば伝わるかな。

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2009.05.07

HHKに麦茶をこぼした

 ふだん愛用しているキーボードはHHK 無刻印モデルである。もやはこれ以外で仕事することはできない。
 1台25,000円もするが、作業効率の高まりを考えれば安いものなのでオフィス・自宅・予備で3台購入している。

 ところが今日、オフィスでキーボードの上に誤って麦茶をこぼした! 数時間はそのまま使えていたが、やがてEnterキーが全く効かないありさまに。さすがにEnterなしでは仕事にならないので予備に交換してなんとかなった。

 予備はもちろん新品なのできれいなんだが、これまで使い込んできた「年季」が失われたのはけっこう残念だ。色褪せたプラスチックがいい感じを出していたんだけど。職人は道具が命だからな。

 このキーボードは手になじみすぎているので、もう生涯これを使い続けるのは間違いない。問題は生産中止になってしまうことだが、この際一生分の予備を買うのも手かもしれない。10台か20台あれば大丈夫かな。

 Tacticoプロジェクトは、先月セントラル短資向けのリリースをし、今はこれのバージョンアップ作業ともうひとつ別の大きな案件が進行中、さらに話はきていて交渉中のところも複数あり、たいへん忙しくしてます。

 この調子だと、自分の会社は売上高の90%が営業利益というとんでもないことになる(社会保険を抑えるため自分の給料はすごく低くしている)ので、いい加減人を増やさねばということで求人活動もしているけどなかなかこれといった人物はいないなあ。

 仲介会社からちょこちょこ履歴書をもらい始めているが、一発目から創価大学出身だったよ!
 学歴不問とは確かに言ったが、創価学会はありえねー。仮に優秀だとしても一緒に仕事をする気はないので無条件不採用だ。先が思いやられるな。

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2009.04.21

バイナリオプションに突撃

FX Onlineでバイナリオプションなる取引が最近始まったというニュースを目にしたのでさっそく口座開いてやってみました!
バイナリオプションというのは、権利行使したときに獲得する金額が一定である点がふつうのオプションと違う。ふつうのオプションは権利行使価格を越えた分(コール)あるいは下回った分(プット)である。
これがeワラントのように買いしかできないとかだと「どうせぼったくりだろ」とスルーするところだが、ここは売りもできるとのことだったのでそうはインチキできんだろうと期待して興味津津だった。

実際やってみると予想以上にアツい!
まずはルールを覚えるための練習ということで20万円だけ入金して今日から取引開始したんだが、半日で23.5万に増えた。

アツさの源は、「期限が当日のみ」という点に尽きる。
日経平均を対象にしたオプションの場合、「今日の終値がいくらか」で勝敗は決するし、それが取引可能になるのは9:03~14:59というルールなので超短期決戦になる。通常のオプションのSQ前日よりもさらに激しくタイムディケイが効くので、この呼吸を覚えなくてはいけない。

さらに、日経だけでなく世界の主要な株価指数を扱ってるので、日本->香港->シンガポール->インド->欧州->アメリカとリレーしていけば本当に一日中トレードも可能だ。通貨もドル/円のみだがある。セーブしないと仕事に影響が大だ。

これは愉快な賭博だなあ! 不満は、スプレッドがやや広めなのと、取引のアプリの日本語の翻訳が変なことくらいだ。(でも、翻訳が変なのはいわゆる「洋モノ」の香りなので雰囲気は悪くない)
受ける側のシステムも全顧客のトータルポジションに応じてリアルタイムに各国市場の先物でデルタ調整すればいいからほぼノーリスクだし、胴元もそれなりにおいしいだろう。

だがなにしろ疑問なのは、これが賭博罪に問われたらどうすんの、ということだ。これ確かに面白いけど、やってることはノミ行為でしょう? 1日以内に決着がつくなんて普通の投資ではないし、これを合法とするなら街でブラックジャックやバカラをするのも合法にしてもらわないとね。

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2009.04.08

子育て中の仕事術

 娘と生活がはじまって2週間。しぬほどかわいいのでずっとベタベタしてたいんだが、仕事もしなけりゃならんのでバランスをとるのが難しい。
 「仕事を効率よく進める」方法はもちろん今までも考えていたが、一層高いレベルで実現しなくてはならないようだ。
 いままでのやり方ではぬるすぎる。考え方が甘かったわ。

 僕の考えたとりあえずの策としては、まず仕事上の各タスクを次に分類する。

(A) 高い集中力が必要なもの
 まとまった機能の設計と概要のコーディング、難しいデバッグ、重要な決定に至る可能性のあるミーティングが該当。
(B) 疲労がたまってさえいなければできるもの
 ミスっても後で容易に検出・修正できるタイプのコーディング、仕事のメールの読み書き、それほど重要ではないミーティング
(C) へろへろでもできるもの
 経理関係の事務、読書、仕事でないメールやblogの読み書き

 で、(A)はもっとも集中できる時間帯に配置して(僕の場合は12:00~18:00)、それをやる間は他のことは絶対にしないようにする。

 ブラウザは終了させる。起動してるとつい適当なサイトを見てしまうので。
 メーラも終了させる。新しいメールがくるとつい気を取られるので。
 電話なんか出るわけがない。(うちの会社は、電話するときは事前にメールで電話の時間のアポを取るのが基本ルールです)

 もちろん6時間集中するのは無理で、せいぜい3時間がいいところだが、その間の生産性はきわめて高い。一日の価値の8割はそこにある。
 ここでやっかいなのは、一度集中力が途切れるとふたたびその状態に復帰するまで10分はかかることだ。この時間帯に邪魔をされるのは非常に腹が立つ。

 そのために電話はおろかWebもシャットダウンしてるのに、ときどきこの領域に侵入してくるアホがいるから困る。
 先日、"乗って"コードを書いているときにオフィス用品の飛び込み営業が来て、最初は無視してたんだけどしつこく何度も声を掛けてくるので、ついカッとなってそいつの名刺を受け取ってから「しつこいぞ!」と言いつつ目の前で破ってゴミ箱へ投げ捨てる、ということをやってしまった。今はちょっと反省しているが、集中力が維持できる時間は子供ができたあとはものすごく貴重なのである。

 でも効率をあまりに追求すると勝間和代みたいになってしまうのでそれはそれでキモいのだけども。

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2009.03.31

料理人とエンジニア

 昨日神楽坂の虎白という店で飲んだときに、人生の先輩から出た話。

 世の中には旨いものを出す店は数あるが、ネタの良さで決まってしまう料理というものがある。典型的には刺身や寿司で、これは料理の腕前ではなく築地にコネがあるかどうかで決まってしまう。もちろんそういうのも旨いけれどもそれは普通に旨いだけだ。本当に客を唸らせるのは、普通の材料を使って味と意外性で高いレベルに達した料理である。そういうのが料理人の腕の見せ所だし、高い店に来る客は素材の良さだけで旨いものは大抵過去に経験があるので飽きてしまう。

 起業でも同じで、たまたま官庁や銀行や通信キャリアのような客を持つコネがあれば、別に自前のアイデアや技術がなくても食うには全然困らない。中抜きして別の下請けに出すだけでもずいぶんと儲かってしまうからな。(みなさんの周りにも、これといった技術や人材がないくせにポジションの良さだけで儲けてる会社の1つや2つあるでしょう?)
 でもエンジニアとしてはそれではダメで、「普通の材料を使っていい味を出す」アイデアとスキルで勝負すべきだし、それはエンジニアとしての満足感のみならず客にとっての意外性と満足感にもつながるはず、ということだ。

 そういう点では、料理人の世界とエンジニアの世界は通じるものがある。いいコネがあるとついそれを使って楽をしたくなるが、それでは成長がないし、必ず後で新興の若い勢力に負けてしまう。

 目先僕にとっての開拓地はiPhoneなんだけど、ちょっと最近研究が止まってる。夏に出る新バージョンのAPIも早く探求すべきなんだけどな。家に帰ると娘の相手するだけで寝る時間になってしまうんだよなこれが...。

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2009.03.26

cygwinでの謎エラー

ふだんWindows上での雑多な作業はPoderosa+cygwin上でやることが多いのだが、ここ数日になって突然、謎のエラーが出るようになった。
ひどいのがsubversionで、
linked dll data write copy failed
というようなメッセージが出て操作ができない。何度か繰り返すうちにはうまくいくので余計にわからない。
ぐぐると同様の症例はあって、それによると次のようにして解決するらしい。

1. まずcygwinを使っているすべてのプロセスを終了させる
2. cygwinのash上で、/usr/bin/rebaseallを実行。(ash以外のシェルから起動してはならない)

 rebaseallが何をするツールかもよくわからなかったが、確かにこれで解決した。

 しかしこれだけ毎日Poderosa使ってるんだからもっとちゃんとメンテナンス活動をすべきなんだが、他の仕事が忙しすぎる、ユーザの立場では現状のPoderosaで機能上の不満が全くない、という理由で放置になってしまっています。自分で作っておいて、しかも以前は税金を投入してバージョンアップをしたソフトでありながら社会に還元しないのはたいへん申し訳ない。
 しかも今週から里帰り終了した妻と娘といっしょに住んでおり、ある程度覚悟してたとはいえ自由な時間が見事になくなることに驚愕しとります。泣きやまないときはマジでつらいわ...

 泣いてないときは信じられないほどかわいいんだけどね。これだけ手間をかけて20年子育てしてただの派遣社員とかになったら無念すぎて死ねる。

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2009.03.20

サラリーマン辞めて4周年

 サラリーマンをやめたのは2005年3月末だったのでほぼ4年になる。サラリーマン時代は2社で計4年半だったから、もうすぐやめてからのほうが時間が長くなることになる。
 子供も産まれたことだしこれまでの歩みを思うと感慨深いものがあるが、サラリーマンはやめて良かったとはっきり言える。まあ自分の仕事のスタイルは良く言えば孤高の職人、悪く言えば協調性ゼロで独裁的であるから、仮に4年前のあのとき思いとどまったとしても別のタイミングで辞めていたとは思うが、なかなかの冒険だったのは確かである。

 世間の景気動向とは逆に、明らかに風向きが変わってきていい感じになったのはここ半年くらいだ。見通しとしては、今年1年の収入はサラリーマン時代の4年半を全部あわせたより多いし、今後最低3年はそのペースが維持できそうな雰囲気はある。その前には、2年間の収入が未踏ソフトの500万位だけ、という時期もあった(その間は相場の利益で生活費を出していた)から、トータルとしてはようやくバランスがとれたとも思う。そんでもって、仕事に明るい見通しが出た矢先に去年秋の株価暴落で直撃を食らい、運用益で生活費を出すのは困難な水準に叩き落とされた、というのは運命的なものを感じる。

 なにしろこれまでの経験で思うのは、ソフトウェアで仕事をするには、作ったものが「資産」になる仕組みでないとやってられん、ということだ。成功のための鉄則とまで言っていいかもしれない。サラリーマンは書いたものの著作権を会社に渡すし、一般的な受託開発でも著作権は発注側にあるから、この場合はいかに割が良くても所詮は時間の切り売りに過ぎない。
 一方ソフトウェアを資産として見ると、形になるまでの初期投資は大きいし、失敗すれば丸損だからリスクも大きいが、そこを越えれば収入を産む資産になってくる。原野を開墾して畑にするようなものだ。

 資産を持っているというのはやっぱり有利なことで、マンション一棟持ってれば家賃収入だけで十分食っていけるし、東京電力50万株あれば配当で食っていけるし、100億円くらい現金があれば銀行の定期預金ですらOKである。資産があるってのはそういうことだ。ソフトウェアの場合、経年劣化は不動産より激しい(生のWin32アプリの資産価値は今はわずかだし、Win16やMS-DOSはさらに微小な価値しかない)が、資産を得るのには金銭的な元手はさほどいらず、アイデアと根性と時間だけで手に入るのがすばらしいところだ。自分の時間ではなく資産に富を産んでもらうようにしないと楽にならない。「働いたら負け」は返す返すも名言だ。

 しかし、Tacticoプロジェクトに着手して既に27ヵ月ほど経っている。初期には毎月7000~8000行コードを書いていたのが、最近は周辺との整合性を取る作業が相対的に増えたので、新規コードは4000~5000行に減ってきた。
 今思うともっと時間を短縮して同じ水準に達する方法があったような気がしてやや悔やまれる。確実なのは、相場に気を取られたり、必要以上に酒飲んで翌日に影響が出たり、2chその他のサイトをぼんやり見てる時間だよなあ。これだけでも2~3ヵ月分のロスになっているっぽい。リソースの適切な配分は永遠の課題だわ。

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2009.03.06

【本】徹底抗戦

 さっそく読んでみた。今このタイトルにいちばんふさわしいのは小沢一郎じゃねーか、というのはありますが。

 ライブドアの一連の不正経理は宮内らの側近がやっていたことで、自分は身に覚えがない、というのは確かに堀江自身にとっては事実なんだろうと思う。宮内の横領疑惑はうやむやのうちに不起訴になったのを見ても、そこに司法取引っぽいのがあったのはたぶん間違いない。

 ただ、この本にあるように、「法に照らして違反だとは思えない(譲歩しても"疑わしい"レベル)ので自分が罪に問われるのはおかしい」という主張はこの国では通らないのである。日本は法治国家のふりをしてるだけで、実際のルールは違うところにあるというのを、日本で生まれ育っていながら理解していなかったのは稚拙なんじゃないかと思う。
 日興コーディアルはライブドアと同等かそれ以上に悪いことをしていたのに誰も逮捕はされていないし、身近なところではパチンコが明らかに賭博なのに黙認だったり、派遣労働者の事前面接(これは違法だが僕も含めてみなやっている)とか例はいろいろある。過去の、政治家が逮捕されるような事例ではほとんどそうだ。彼の逮捕前のフジテレビ関係のゴタゴタの過程で、そういう暗黙のルールに違反してお上の怒りを買った、というのは必ずあるはずだ。
 こういうのは僕も正直気持ち悪いのでなんとかしてもらいたいが、そう簡単なものではない。

 あと、「自分は会社と株主のために全力で頑張ってきており、やましい点はない」というのもなんだかな。会社の規模を拡大する過程で優秀な技術者が何人も退社していたり、露骨なMSCBで既存株主にダメージを与えた点に触れないのはずるいというものだ。
 たぶん、金銭的な利害関係でしか結びつかない仲間が多くなったうちに本人の感覚もゆがんできたんだろうな。金は仕事をするうえで最も重要な要素だし、彼の言う通り金で解決できない問題などほとんどないのだが、それでも金がすべてというわけではない。そこを超えた仲間がいないと仕事は面白くならない。

 というわけで事件そのものについての情報という点では目新しいことはない本だが、拘置所内の体験記は面白かったのでそれだけでも読む価値はあるよ。

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2009.03.01

羽田空港


 最近妻と娘に会いに行くために羽田-小松便をよく利用するのだが(月に2回ペース)、何度か乗っているうちにいろいろ小ワザを習得してきた。

●預け入れはなるべくしない
 もちろんよほど大きい荷物があるときは無理だけど、かなりの場合は機内持ち込みできる。規定では「機内持ち込みは1個まで」となっているようだが誰も守ってない。このあたりのルールがどうなっているのかはよくわからないが、預入をすると到着したあとかなり待たされるのでこの差は大きい。
 また、(少なくとも国内線主力のB767では)座席上の荷物収納は中央部より窓側のほうが高さのある荷物を入れられる。大きい鞄があるときは、窓側の島の座席を指定しておくとよい。

●JALかANAか
 料金はほぼ必ず一緒なので都合のよい時間のフライトのほうで決めればいいのだが、羽田空港は東側の滑走路が離陸、西側の滑走路が着陸用である。ターミナルは東側がANA, 西側がJALなので、着陸してから飛行機を降りるまでの時間はJALのほうが早い。ANAで後方の座席とJALで前方の座席を比べると10分くらい差が出る。その後の電車の接続がシビアなときなどはこれは重要だ。
逆に離陸はANAのほうが早く、JALだと飛行機が動き出してから離陸するまでかなり長くかかる。

●京浜急行の罠
 空港とのアクセスはモノレールと京急があるが、平日の朝・夕は京急はなるべく避けたい。蒲田との間ですらほとんど各停だし、その先も品川方向・横浜方向とも通勤電車モードなので遅いし混んでるし遅延もよくある。山手線の駅とかに京急のポスターがあって「羽田まで○分」などと大きく書いてあるが、これは最速のときの話なので鵜呑みして平日の朝に羽田にいくと遅刻の危険が大である。

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2009.02.21

娘の誕生

 2/17に娘が誕生しました。
sana
 前日の午前4時ごろに妻からの携帯メールで陣痛のはじまりを知り、急いで支度して羽田空港で飛行機飛び乗って11時頃に病院着、生まれたのは翌日の昼でした。計33時間の戦いでけっこう長期戦。僕もそのうち20時間くらいは痛みを和らげるため腰をマッサージしてたので相当へろへろに。もちろん出産の苦しみに比べれば屁でもないですけれども。

 第一の感想としては「女は偉い」だね。
 これだけの苦しみを乗り越えて偉業を達成するのは本当に頭が下がる。生物として男より女が優れているのはこれを見れば明らかだ。男は全員カスです。
 2chとかでは「スイーツ(笑)」等の蔑称もあるがとんでもない。子供を産むことができて、そのために相当な苦難を乗り越えなければならない、というだけで、男に無理難題を言う権利が当然あると思う。男女同権なんてとんでもない、女のほうが優れた生物です。


 誕生日(2/17)が同じ著名人を探してみた。

* 白洲次郎
* 舞の海
* マイケル・ジョーダン
* アドリアーノ(サッカー選手)

 女性では残念ながら特にいなかった。白洲次郎はポイント高いと思ったが、妻も妻の両親もそんな人知らないという答えでびっくり。日本史の常識だよねえ?

 ちなみに一日早く生まれていると金正日、一日遅いとオノ・ヨーコでした。危うく金正日を避けることができた!

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2009.02.09

Tactico新エディション

 ここのところずっと取り組んできた、Tactico第三のエディションは今日までで概ね機能面の完成をみた。若干の積み残しはあるが、リリースまでには十分対処できるだろう。
 最初のはっちゅう君TX(これはなんか過去の話になりつつあるが...)、次の個人向けバージョン、ときたあとの3番目の製品ということになる。

 だが、株好きの人たちには申し訳ないのだけど、今度のバージョンはFX用なのです。
 これのために新規搭載した機能の中には、僕も個人的に株用に(特にリアルタイム更新で)使いたいものもあるのだけれども、そこまで行くのはもう少し先の話になりそうだ。

 つい先日発表があった、クリック証券のAPI提供中止の件をみても、この手のビジネスはやはり証券会社と正式に契約する方向でないといかんことがよくわかる。でも今後何かと禍根を残しそうな事件だ。

 なお今回のFXは当然ちゃんとした契約に基づいてのものなので、近日中にしかるべきFX会社からアナウンスがあるでしょう。お楽しみに。

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