ソフトウェア特許は廃止すべき
各所で話題になっているが、この判決はあまりにもひどすぎる。
こんな特許を認めていたら世の中成り立たないことは明らかだと思うんだが、調べてみるとこの裁判官はこんな判決
> 世界的に著名なファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」
>の発行元などが、マンション「ラヴォーグ南青山」を分譲した
>不動産会社を相手に、同誌のロゴと似たアルファベットやカタ
>カナ交じりの標章の使用差止めなどを求めた訴訟の判決で、東
>京地裁の高部真規子裁判長は「雑誌と関係があると誤信させる
>もので、不正競争防止法違反に当たる」と認め、同社に標章の
>使用禁止と4750万円の損害賠償の支払いを命じた。
を出した経歴があった。「雑誌と関係があると誤信」するような奴なんているか?
この判例を見ただけで裁判官のお里が知れている。この件は、特許を認めた奴も松下も悪いと思うが、一番悪いのはこの裁判官だろう。氏ね。こういう判決が後世にどれだけ社会的損失を招くか分かっていないんだ。
だいたい、ソフトウェアはアイデアのあとの実装にこそコストがかかるのであるから、その成果物を保護する著作権法で十分のはず。アイデアを保護する特許制度はソフトウェアと根本的に相性が悪いのだ。
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コメント
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高部氏は松下アイコン訴訟でも裁判長を務めてますね
自分もこの手の話には辟易しています
投稿: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/01/news052.html" rel="nofollow">Flatline | 2005.02.02 14:56