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2005.04.30

Attributeの話(1)

 さて、今回から何度かに分けて.NETのAttributeの話をしようかと思います。
 今回は自分のやっている2つのプロジェクト、Poderosa, Omega Chartの両方で使っているテクニックを例に、Attributeの使い方を説明します。
 
 Attributeは一言でいうと「型情報を拡張する仕組み」で、.NETに触発されてかJ2SE5.0でも annotation として似たような仕組みが導入されました。Javaと.NETの両方でサポートされたとなれば今後普及するスタイルになるでしょう。うまくはまれば格好よくキマるプログラミングテクニックです。
 

型情報の拡張とは


 こう言われても何を意味するのか、どう使うのかが分からない人はけっこういると思います。しかし、概念上は昔からあります。
 たとえば、Javaではオブジェクトをロックしてから実行すべきメソッドを、synchronizedをつけて宣言します。
 
public synchronized void foo() {
...
}

 
 このsynchronizedをつけると、オブジェクトのロック・アンロックはJavaVMがランタイムに自動的にやってくれるようになります。synchronizedはJava言語のキーワードとして定義されたものですが、メソッドに対してオブジェクトのロックについての付加情報を指示しているととらえることができます。
 メソッドはもちろん型情報の要素なので、synchronizedキーワードは Java でいうところの annotation の同類と考えることができます。同様に、public, private, volatile, abstract といったキーワードも、クラス・メソッド・フィールドに追加的な意味を与えることができるという点で、型情報を拡張していると考えることができます。
 これらのキーワードがなくても、同じ動作をするプログラムを書くことは可能です。ただし、手動でメソッドの同期をするコードを書くなどの手間が発生し、面倒くさいわけです。

ユーザ自身が拡張するとは


 まとめると、型情報の拡張機能は、

  • 何かの意味をランタイムに示すものである
  • なくても動作上同じプログラムを書くことは可能だが、面倒くさい

 といった特徴を持ったものということになります。
 .NETのAttributeなり、Javaのannotationという機能が登場する前は、このような動作はプログラム言語の仕様であらかじめ決められたものしか使えませんでいた。(もちろん例外的な言語は存在していると思います)
 これに対して、上記のような拡張機能をプログラマが定義できるようにしてやろう、というのがAttribute / annotationの発想です。
 当然のことながら、独自に定義した拡張情報はVMには何の影響も与えません。拡張情報を解釈するところも自分で作る必要があります。だったら最初から普通にプログラムを書けばいいと思うかもしれませんが、そうではないのです。

 実例の紹介は次回にします。

 追記:次回はこちらです。

2005.04.29

blog論2005年バージョン

 梅田望夫さんのBlog論2005年バージョンを興味深く読んだ。
 自分が読んできたblogには用途がつぎの2つあって、

* 直接の知人が書いたものを読む。
* 知人が書いたものではないが、鋭い論説や興味深い知識を披露してくれるので読む。

 どちらもblogという同じツールを使ってはいるが性格は全く異なる。
 もちろん前者のタイプは、僕はその人個人の環境や性格を知っているので、まあ何が書いてあっても楽しく読める。チラシの裏で全く構わない。ただし知人でない人が読んでも何の印象も与えないので、社会的には意味がない。
 一方、後者については従来は本や新聞が果たしていた役割で、もちろん社会的な意味がある。特に、梅田氏も指摘しているように、いろいろな分野の専門家のコメントを無償で読めるというのはblogならではの革命なので、そういう方向性の記事を書き溜めていく積み重ねが後世の人の「知的生産性の向上」に役立つのだろう。

 今回の脱線事故をとっても、運転手の顔写真を一面に載せた夕刊フジとか、責任は国民にあるとか言い出すライブドアPJのアホ(JR西日本以外のどこに責任があるというのか?)とかの記事を読んでも時間の無駄でしかないわけで、それよりは現役の運転士や事故の調査をしている人など、その人の立場でしか書けないようなblogを読みたいと思うのが自然だろう。

 理想的な「blogのある社会」とは、たとえば耳目を集める事件が起きたとき、ニュースサイトに行けばその事件に近い職業の人ならではのblogのリンクが張られているたり、ちょっと調べ物をしたいとき、検索すればその専門家の書いた記事が読めるというものだろう。
 
 というわけで、自分もこれまでの行いを反省し、専門分野の記事を書いていこうと思います。そういったものと日々の日記とをどう区別・保存していくかは別の問題ですが、とりあえず始めてみないと。

2005.04.26

コンスタンティン

 虫とか蛇とかのエフェクトは良かったんだがな。肝心の話がどうしようもない。
 キアヌは生まれつき超能力があって、しかもタバコの吸い過ぎで肺ガンで、死ぬのを回避するため仕方なく悪魔と戦っているという設定なのだが、これでどう感情移入しろと?
 「運命の槍」も冒頭から散々匂わせておいて結局殆ど使ってないし、世界観にも消化不良が多すぎる。サタンの息子が人間界に現れる、とかすべては神が計画している、とか風呂敷を広げるだけ広げておいて、最後はタバコをやめてガムをかむようになりました、ということしかオチはついてないような...
 天使と悪魔の対決をベースにするなら永井豪のデビルマンでも読んで勉強しとけ、というのが率直な感想。
 まあ超能力モノは設定を自然に説明するのが難しいので、いかにマトリックスがよくできていたかを再確認するための映画でしかないなあ。

2005.04.25

はじめてのホームパーティー

 昨日は某有名漫画原作者を含む友人4人を招いてのパーティー。
 いやー、始まりは夕方からだったものの、掃除やら買出しやら料理の準備やらで結局朝からほぼその準備に時間を取られました。何とか格好はついたものの、次回はもうちょっと手際よくやれるでしょう。
 だが、飲み屋に行くのと違い、2時間で追い出されたり周りの雑音が気になったりするのがないのは良いですね。あの連中といるとなぜかあっという間に終電の時間になるんだよな。バカ話ばっかりなのに。漫画M.I.Qの話、カジノの話、blogと創作意欲の話くらいか、記憶に残っているのは。

 さて、そこで話題に出たNASAのツールWorld Windを今日ダウンロードしてみた。高精度地球儀です。データの蓄積もすごいし、表示のソフトウェア技術も大したもの。かなりハードウェアスペックが必要だが、これは一見の価値がある。

2005.04.23

トレンドマイクロがやってしまった件について

 この記事など
 「7万件を超える問い合わせがあり」という点からみても、WinXP SP2が入っていればほぼ100%の再現率なのだろう。そういうのをうっかりリリースする体制もお粗末だが、

この影響で、富山市長・市議選の期日前投票が手作業になったほか、大阪市営地下鉄では、各駅に事故情報などを伝えるシステムのコンピューターが起動しなくなった。

 こういう影響が出るようなPCを日々アップデートする運用もいかがなものかと。インターネットに接続しない独立したネットワークで動かすことはできなかったのでしょうかね?
 まさかないとは思うが、これで損害賠償の裁判を起こされて、トレンドマイクロに賠償責任ありという判決が出ようものならパッケージソフトのベンダは全員青ざめますね。

2005.04.22

小学館に嵌められた


 ブラックジャックによろしくの11巻を買うために本屋に行ったら、Pluto2巻の豪華版も隣にあったので両方買った。(右の絵は1巻の豪華版)
 1巻の豪華版では手塚治虫の原作が別冊でついていたので、2巻もその見てくれから何か別冊の漫画がついているんだろうと思ったが、帰宅してみるとなぜかマーブルチョコの容器が。このときにいやな予感がしたが見事に的中した。
 冊子がついているかにみせかけて実際は段ボールが3枚...
 結局マーブルチョコの容器に入ったシール4枚だけが豪華版と通常版の差のようだ。それで値段は1500円と550円。うーむひどすぎる。しかも、迂闊に1巻を豪華版で買ったために、本のサイズをそろえるために豪華版を買い続けなければならんのか。見事に小学館の術中に嵌ったようだ。
 amazonによると豪華版は売り上げランキングで3位。しかもマーブルチョコとは一言も書いてない。これは犠牲者がたくさん出そうだな。

2005.04.20

FireFoxのビルド失敗

 今日は疲労のためか目が重く、思考の焦点が定まらない。まあPCの前にいる時間が連日16時間以上なので無理もないが。
 そこで気分転換にFireFoxをソースからビルドしてみようと思い立ち、Webの説明どおりに進めていったところ割と早い段階で詰まってしまった。
 たとえばmakefileの中に
 $(shell cat aaa > bbb)
 とあると、自分の環境では '>' がリダイレクトではなくcatの引数だとみなされて、そんなファイルはないというメッセージが出てしまう。特に何かをしようとしてビルドしようとしたわけではないので早々にあきらめたが、なんでしょうね? ドキュメントにも、「特定のバージョンのmakeでないとビルド中にクラッシュします」といった注意書きがあったりしておっかないです。

 FireFoxといえば、斬新なRSSリーダのアイデアがあるんだが実装に着手する時間がとれそうにない。一念発起するしかないか。

2005.04.19

電波男


 最初に店頭で見て目次だけぱらぱらっと見たときは、ただのオタクの自己弁護かなと思って無視していたのだが、たけくまメモのこのエントリをはじめいくつかの書評を読むにつれ興味が湧いてきたので買ってみた。で、今日読了である。
 ぶっちゃけ、これは共産主義者にとっての資本論と同じくらい、オタクの思想の根幹を成す本ですよ。ここ半年くらいで読んだ本のなかでは最大の衝撃。要約すると、
 

 現代の恋愛の価値観は、社会的評価の高い者と結ばれることによって自分の社会的評価を高めることが目的となっているが、じつはこれは自由競争に名を借りて少数の勝者と多数の敗者をつくり、人々を消費に駆り立てるためにマスコミが巧妙に仕組んだものである。私はこれを恋愛資本主義と名づける。
 だがそこには真の愛情はなく、あるのは見栄と打算である。宮沢賢治や手塚治虫を見てもわかるように、純粋な愛は2次元キャラクターにこそ宿るのである! それは敗北や逃避ではなく、恋愛資本主義に対する階級闘争である!

 という内容なのだが、これがハイテンションな400ページと随所にちりばめられた2ちゃんねる用語で語られる。というかこれも作戦で、普通の言葉で語るとみじめかつ深刻になりすぎるのをうまく回避してるのだ。そしてとどめはあとがき。やや反則気味だが、このあとがきによって磐石の説得力を獲得している。筆者が完全にマジだということを分かるためにも、これから読む人はあとがきを先に読むことを勧める。
 自分もまあ電波男サイドの人間の一人としてこの主張にはほぼ賛成である。恋愛資本主義でもリアル資本主義でも敗者は別の価値観へ移行せざるを得ないのは納得できる。だからといって2次元の女こそが真の愛、というのはどうかと思うが、気持ちはよくわかる。
 なんとなく、現代の価値観の不自然さは皆うすうす気づいているんでしょ? マトリックスやファイトクラブがヒットすることを見ても下地はできているよ。革命の日は近い!

参考リンク
 好むと好まざるとにかかわらず
 404 Blog Not Found

2005.04.18

敗戦処理

 寄りは11200、そこから下げても11050程度と読んでいたが全くはずれ。200日移動平均も、1月の節の11212円も寄りから飛び越えるのは凄い迫力、見事に去年の5/10の再現となった。しかも、去年は4/15、今年は3/29にそれを予感させる下げがあったのが面白い。いや面白がってる場合じゃないんですが。
 P110の寄りつきが135円というのを見たときには、「フッ」と急激に体温が下がるような独特の感覚があった。言葉で表現するのは難しいですが、あの感覚は久々です。
 そのP110の売りは朝9:30までに全て決済、P105も一部を決済。ここまでは正しかった(引けまで持ちこたえていたらさらにとんでもない損失だった)が、その後午後に欲を出してP105を売りのせてしまったのがやや悔やまれる。終値が95円?? 金曜は15円だったのに...。結局4/14以降の損失は200万ちょいに膨れた。
 去年の5/10には300万いかれたので、当時より投入額が大きくなっていることも考えるとややうまく乗り切ったように見えるが、単にSQまでの日数の差によるもので実力ではないだろう。

 いやしかし、大きな損失であるのは間違いないのだがどこかすがすがしい。1~3月は大勝が続いてどこかうしろめたい気持ちがあったので、今回のを食らって適正水準に戻った、という気がする。
 記録によれば、6日続落での下落率は過去5年で7位だそうだ。直前のボラティリティの低さは記録的だったので、それも考慮したインパクトではもう少し順位は上がるだろう。先物の出来高が148000というのも記憶にないので多分史上最高だろう。

現在のポジション 5月限 C130:S20 C125:16S P105:20S 6月限 C125:5S P95:15S

2005.04.17

軍曹再び

 以前2chで密かに楽しみにしていた、YRPでの携帯電話開発の開発物語がなんとここにまとめられていた。すばらしい。
 序盤はかなりリアリティがあって人気もあったのだが、段々無理な演出が多くなって軍曹氏は煙たがられてしまったのが残念である。後に「インパール提督」というキャラの出てくる別エピソードもあり、それはもう完全に蛇足であった。
 だがこの初期の作品は面白い。ソフトウェアの仕事をしたことがある人なら楽しめるだろう。

2005.04.16

去年の5月とは違う

 NASDAQ1908! ダウも10000陥落寸前! CMEの日経11200!
 寝てる間に凄いことが起きていた。GEの好決算を昨晩ちらっと見たので割と安心していたのだが、この無茶苦茶っぷりはほとんど漫画。
 だが去年の5月はSQまでの最終週で暴落したのに対し、今回はSQまで4週あるのが幸いしている。
 11200まで下落したとすると4/14以降の損失は概算で120~140万になりそうだが、まあそれでも今年の利益が2割ほど減る、というくらいで赤字になるわけじゃないからな。オプションを売っている以上これくらいは当然でしょ。

2005.04.15

賭けに出ています

 これだけの緊張感を持った相場は去年の5/10以来。朝NYの終値を見たときはゾクゾクしましたよ。
 昨日・今日の損失は今年の利益の10%ほど。昼にいろいろ考えた末、今日または月曜が目先の底、瞬間値でも11300が下げの限度と読んだ。テクニカル上の判断しか根拠はないんだが。
 それに基づき今まで持っていたP110の売りは半分強LCし、P105の売りを新規に建てる。同時に個別銘柄も下げすぎのものをいくつか選んで現物・信用で計1300万ほど買い越し。短期のポジションをここまで膨らませて週をまたぐのはこれが初めてである。もし今晩のNYも暴落するようだとそれなりに腹をくくる必要があるな。
 まあ所詮はゲーム、楽しめるときに楽しまないと。

現在のポジション 5月限 C130:S20 C125:16S P110:9S P105:30S 6月限 C125:5S

2005.04.14

今日の相場

 日経平均は久々にボリンジャー下限を大きく突破。だがその後急速に戻し、先物は2日連続で7万枚の出来高。目先の底はつけたと思いたい。長期投資のポートフォリオは今週は毎日10万円程度下落しているのでそろそろ止まってもらわんと。
 P115の売りに見切りをつけて寄りで買い戻したのは良い判断だったが、損は損。その分P110の売りが危険な枚数なので、これは近日中に10~15円で買い戻したい。

現在のポジション 5月限 C130:S20 C125:16S P110:22S 6月限 C125:5S

極秘プロジェクト

 昨日は、いま温めている新プロジェクトについて知人と意見交換。まあ感触は良好なのでもう少し進めてから再検証だ。今は、GUIについての革新的なソフトウェア技術、としか明かせない。
 最初の計画ではいまごろはプロトタイプが動き始めるころなんだが、いろいろな要素の遅れが積み重なってまだコードは1行も書いてない。
 その後、久々に用賀の寿司屋 井乃上 へ。たいへん旨かったが、土産の握りを見事に持ち帰り忘れた。

2005.04.12

反日デモは反資本主義

 中国での反日デモの報道を見て思ったのは、一般の中国人民は市場経済に不安感を持っているんだろうな、ということである。

 ここ数年の市場経済の導入により、確かに中国のGDPは急激に上昇したがそれと同時に市民は貧富の差の急速な拡大を目の当たりにし、しかも中国政府にはその差を縮小させる気はないらしいこともはっきりしてきた。
 おそらくそういうことに対する漠然とした不安感や妬みが、資本主義の(一応)先輩格であるところの日本への敵意として結実したんだと思うわけよ。
 たとえば1920年代のドイツで、当時起こった新しい産業にいち早く入り込んでリッチになった一部のユダヤ人がいる、という反感がナチズムを醸成したのと同じで、市場経済への反感を反日として表現しているに過ぎないと思う。
 いくらなんでも単純に教科書の内容やら靖国やら云々というだけじゃあそこまでの騒ぎにはなるまい。
 
 まあ中国のことはおいといてインテルを何とかしなければ。
 今晩というか明朝、絶望的なチャンピオンズリーグの戦いを強いられるわけだが。学生のころの、全然準備していない期末試験を受ける直前のような気分だ。

2005.04.11

アヤックスの戦争


 「なぜ、アムステルダム・アレナではアヤックスサポーターがダビデの星の旗を振っているのか?」
 確かに前から不思議だったが、この本はその理由に100%まではいかないものの迫っている。100%にまでいかない、というのは、ヨーロッパの人たちにとってサッカーは生活に長いこと密着していて、その歴史の重みは部外者には理解できないからである。
 他にも、第二次大戦中のサッカー事情についての話題が満載で、歴史とサッカーの好きな人には勧められる。戦争勃発前のドイツ対イングランドでイングランドの選手がナチス式敬礼をして批判される話、降伏まで1ヶ月を切った1945年4月にもバイエルン・ミュンヘンが試合をしていた話、障害を負った第一次大戦の復員兵がスタンフォード・ブリッジで観戦している写真、といったものには心を打たれる。
 といいつつも間延びしている文章も多く、絶賛できる本というわけではないんだが。

 しかしAJAXといえば最近 Asynchronous JavaScript and XML が有名ですが、サッカーファンとしてはAJAXはアヤックスとしか読みようがないんですよ。紛らわしい略称です。

2005.04.09

チラシの裏

 くだらないblog(まあblogなんて大抵はそうだが)を「チラシの裏」と比喩するのはあちこちで見かけるが、本当にそういうソフトがあった。これならいくら書いても紙資源を浪費しませんね。

「ビットが立つ」の反対語は

 ここに投票結果が。もちろん「落ちる」だと思っていたが意外なことに下がるが多数派ですか。
 しかし「萎える」はないだろ。「立つ」「萎える」じゃあ下ネタですよ。

システムトレーダーの会

 今日はシステムトレーダーの会ということで、ここの人他全部で5名で相場について酒を飲みつつ雑談。相場の話(しかもマニアックなトピック)で3時間も会話が弾むとはなかなか貴重な経験。やはり皆いろいろな工夫をしていますね。もちろん市場にはそういう参加者が少なくないはずなので、勘だけに頼っていては負けがかさむのは当然という思いが強くなった。個人投資家の8割が負けているのはこういう連中がいるからというのも一因なんだろう。
 ひところ話題になったHANABIのDVDで紹介されている手法について聞けたのも興味深い。あのやり方では当然の破綻をしたはずなのに懲りずにまだ売っているとは罪深い。

現在のポジション 5月限 C130:20S C125:16S P115:11S P110:4S 先物:1S

2005.04.07

Poderosaβ版公開


ようやく公開までこぎつけた。協力してくださった皆様、ありがとうございました。これから協力することになる皆様、よろしくお願いします。ダウンロードはこちらです。

思えばこれを作り始めたのはワールドカップ直後だったのでもう3年弱、この間に得た最大の収穫は、何かを作ってその価値を認めてもらう、ということの価値ですよ。そしてオープンソースにして良かったことは同じことに興味を持つ知人が増えること。この種の喜びは独特です。

ミラン 2 - 0 インテル

 これほどインテルが弱いと思ったことはない。マルティンスの飛び出しさえ封じていれば中盤でいくらボールを持たれても構わないとミランの連中は考えていただろう。まあ去年のデポルの例もあるのであきらめるには早いが、じつに厳しい。本当に大事な試合では結果が出ないな。コルドバとカンビアッソの頑張りばかりが目立っていた。

2005.04.06

デスノート6巻

 読み終わりました。
 読み手としては純粋にトリックで驚きたいのだが、ヨツバ編は「誰がどういう立場で、何を知っていて何をしらないか」という論理展開を追うのがつらい。連想したのは、ラムズフェルド国防長官のこの有名な発言でした。
出典はこちら
「何かが起こらなかったという報告は、いつも興味深い。なぜなら、知ってのとおり、知っていると知られていることがあるからだ。知っていると知っていることがあるわけだ」
「また、知らないと知られていることもある。つまり、知らないこともあるということを我々は知っている。しかし、未知だと知らないこと、つまり、知らないと知らないこともある」

2005.04.05

OreSign

 最近発見したサイトOreSignが面白い。特にオレオレエンジニアのガイドライン

 しかもmixiにコミュニティまであるし。何か考えてみよう。

2005.04.04

インテル女子部

 ローマ法王死去に伴いセリエAは延期、次の試合はCLである。水曜の決戦が延期なんてことはないよな、と公式サイトを見に行ったついでにこんな画像を発見!(クリックで拡大)

 かなり頑張って作ってあるな。作者はPatrick Clabeというエロガキのようだ。よくやった。

2005.04.03

Poderosa予告

 VaraTerm改めPoderosaは公開間近です。今日は他にネタもないので画面をチラ見せです。前よりは格好良くなったでしょう?

 さらに宣伝すると、4/8発売の日経Linuxに私の書いた特集記事が載ります。
 プロジェクト参加者も随時募集中です。

2005.04.02

四半期決算

 今日は投資活動の四半期決算。3月上旬のコール売りでピンチに陥ったのと、3/29の下げでダメージがあった以外は概ね好調で、+16%を達成。金額では500万くらい。年率換算なら+80%だがずっとこれを維持するのはさすがにありえないだろう。最近の円安進行でゲタを履いた数字でもあることだし。
 スーパー・ストライク理論で原油が106ドルに!というレポートが出たりするようではまさに末期的、激変への備えが必要だ。

2005.04.01

アビエイターとホリエモン

 アビエイターを観ました。
 先にここを読んでしまったからかもしれないが、なにしろヒューズとホリエモンのイメージがかぶって仕方なかった。いや容姿じゃなくて、金にモノを言わせて豪遊したり、無謀な事業に手を出したり、傍若無人な振る舞いに周囲が迷惑するところが。
 終盤に、徐々に精神を病んでいく描写になってきたあたりではレイジング・ブルの再来かとスコセッシの演出を期待したが、半端なところで終わられてしまった。ハワード・ヒューズといえば偏屈な老人に落ちていく様をみんな観たいんじゃないのかね。まあ眉間にしわを寄せる表情ばかりが目立ったディカプリオではその演技は荷が重いかもしれん。

 しかしホリエモンの、
> ハワード・ヒューズすげー!感動した。ベンチャー魂も政府の規制に敢然と立ち向かうところも。
 ここはいいとしても、
> それとリーダーとは危機に瀕したときにこそ、勇気ある前向きな決断をしなければいけないことも。
 こんなシーンあったか? 自分に都合のよいところしか観ていないな、さては。

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