コンスタンティン
虫とか蛇とかのエフェクトは良かったんだがな。肝心の話がどうしようもない。
キアヌは生まれつき超能力があって、しかもタバコの吸い過ぎで肺ガンで、死ぬのを回避するため仕方なく悪魔と戦っているという設定なのだが、これでどう感情移入しろと?
「運命の槍」も冒頭から散々匂わせておいて結局殆ど使ってないし、世界観にも消化不良が多すぎる。サタンの息子が人間界に現れる、とかすべては神が計画している、とか風呂敷を広げるだけ広げておいて、最後はタバコをやめてガムをかむようになりました、ということしかオチはついてないような...
天使と悪魔の対決をベースにするなら永井豪のデビルマンでも読んで勉強しとけ、というのが率直な感想。
まあ超能力モノは設定を自然に説明するのが難しいので、いかにマトリックスがよくできていたかを再確認するための映画でしかないなあ。
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