行ってまいります
ではこれからラスベガスへ出発です。帰還は6/2です。
18時間後にはカジノのテーブルに着席していることでしょう。
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ではこれからラスベガスへ出発です。帰還は6/2です。
18時間後にはカジノのテーブルに着席していることでしょう。
最近いろいろと考えている新プロジェクトは企画上の岐路へさしかかった。
技術的には面白いことが既に試作の感触から自信が持てているのだが、事業になるかどうかが難しい。特にたくさん人を使うようなものになるのかどうかが怪しいし、仮にそうだとしても成功するためには技術と関係ないところで多大な苦労があるのは明らかである。
そういう方向に踏み出すリスクを背負うくらいなら、事業化して一発当てる期待を放棄するかわりに最初からオープンソース化して技術面での評価を受ける確実性を上げることに注力、という選択肢も有力である。実に難しい。結局のところ自分は最終的にどうなれば満足なのか、という点をはっきりさせないといかんのだが。
まあとりあえず明日からはラスベガスだ。この件は飛行機の中ででもゆっくり考えよう。
すばらしい試合だった。
歴史に残る試合を観ていつも思うのは戦術より体力より精神力ということだな。この逆転劇はちょっとスラムダンクを連想した。(もしミランがPK戦で勝っていればあしたのジョーだった。いずれにしろリバプールは真っ白な灰)
最後に勝敗を分けたのは、緊迫した局面でギャグをかます余裕のあるデュデクだったというのがな...。
そういえばヂダはこれでCL決勝でのPK戦を2回経験したゴールキーパーになったな。これは今世紀はもうないといっていいほどの珍事かも。
今回のOmegaChartの一件で、このblogもomegachart.orgのサイトもアクセス数が以前の2倍近くになった。ここにリンクを張った他のblogなどを読んで、ちょっと長文を書いてみた。
OmegaChartが、他のいわゆるフリーソフトよりも強く寄付や貢献を求めるようにした理由の一つは、ソフトウェアの継続性を高めるためであった。継続性というのは、長期にわたって新機能追加やメンテナンスがなされるということである。
もちろん、単純にソースコードも無償公開し、収益なし・責任なしのモデルを採用する選択肢もあった。しかしそうすると、他のことで忙しくなったり当初の情熱が冷めたりといった理由でプロジェクトが放置される可能性が高く、そのことが心配だったのである。
他のオープンソースプロジェクトでも、ある程度の完成度まで達し、割と使われていながら誰も面倒を見ていない状態に陥っているものはたくさんある。僕の知っているその最たる例はTeraTermで、現在は平田さんたちの活動がなされているもののその前は放置状態であった。同様に、良い素質を持ちながら中途半端に放置されているソフトウェアはたくさんある。
一方、ガチガチの商用ソフトウェアにして収益あり・責任ありでいくのも、既存のチャートソフトとの差別化に繋がらないので嫌であった。
なので、その中間の収益少し・責任少しというスタイルで運営できないものだろうかと思い、ためしに今回やってきたような方針(積極的に寄付を募り、寄付をした人とそうでない人に少し差を与える)にしてみたわけである。多少なりともお金をもらえば、メンテナンスに対する自分の責任感も違ってくるだろうというわけでね。
もちろん、そんな中間のモデルなどは存在せず、「なし・なし」「あり・あり」のどちらかしかありえないと考える人もいるだろう。しかし、今回の試みがうまくいかず変更を余儀なくされたとしても、別の「少し・少し」モデルを考えるための経験には少なくとも繋がるのではないかと思い、実行に移してみたのである。
実は、そういう考えはずっと昔に「ネットに落ちているソフト」という表現を見たときに感じた違和感にさかのぼる。どんなソフトウェアでも作った人がいて、それなりの考えや苦労の結果公開されているわけだが、それを「落ちている」とあたかも自然物であるかのように扱うというのは作者に対する敬意がなさすぎると感じたのである。
その点でいえば、「落ちている」ものであると扱う人が多量に発生することをなんとも思わない(少なくともプロジェクト運営やライセンス上は)GNUやApache Software Foundationの活動は非常に立派だと思う。僕はそのあたりの未練を捨て切れなかったというわけである。
自由なソフトウェアの理念を保ちつつ、使用者には適度な負担と満足が、製作者には適度な報酬が同時に得られるような仕組みを作れるとよいのですがね。
こういった話は、日本とアメリカの寄付文化の違いとか、オープンソース開発者の7割はヨーロッパ人・7割が25歳以下という話へ繋がっていくのだが、今日はこの辺で。
ケンミレのデータ取得をハッキングすべく調べたらあっという間に片付いた。焼酎を準備して意気揚々と調べ始めたら1杯目を飲み終わる前に片付いてしまったよ。これくらいだと真面目にガードをしようとしていたのかどうかすら怪しいな。この程度が解けたからといって自分の力の自慢にはまったくならん。
あまりに拍子抜けなので解析結果の一部を公開すると、
String s3 = s2.substring(2, 3) + "Xe" + s2.substring(2, 3) + "e+" + s2.substring(1, 3) + "vw" + s2.substring(3, 4) + s2.substring(4, 5) + "f" + s2.substring(2, 3) + "3a";
ケンミレの人はこのコードに心当たりがあるはず。
しかも、SHA-1ハッシュ関数を使った多少ましな方法をやろうとしてあきらめた形跡まで読み取れるんですけど。
毎日この計算式が変わるというならともかく、もしずっとこれを使い続けることで対策だと思っているんだとしたらお寒い技術力だな。
とりあえずこの結果は自分専用OmegaChartにだけ組み込んでおいて、しばらく様子を見ることにする。
とりあえず予定通りML向けにβ版をリリースすることができた。
2chのこことここを見て思うのは、自分にとって都合のいい事実しか見ない奴と、他人の財布が気になる奴がいかに多いかということだ。
まず、フリーソフトを名乗りつつ使用制限があるという指摘についてだが、Webに書いているとおり僕の言うフリーとは何か派生物を作るために既存のソースコードが利用でき、興味のある人はプロジェクトに参加できる自由のことであって、無料であることや「他人の成果にただ乗りする自由」のことだと勘違いしている人が多すぎると感じていたためあえてああいう行動に出たわけです。自分が有用だと思ったソフトウェアであれば何らかの貢献はするべきだと思うし(必ずしも金銭でなくてもよい)、有用でないと思えば使わなければいいだけのこと。
このことがソフトウェアの自由を侵害しましたか? あるいは貢献を求めることをしなくなるとその自由を促進することに繋がりますか? 反論がある人はここをはっきりさせてほしい。
しかし僕の誤算は、ソースコードをいじるスキルもなく、寄付金がたくさん集まっているだろうと錯覚した人にとっては営利目的でやっている(あるいは、フリーソフトという名を借りて商売をしている)ように思われかねないという点を見落としていたことである。そういう発言は 2ch以外で見ることはないが、存在することは確かだ。
そういう誤解が起きないようにするには、営利目的ではありえないことをより一層強調するしかないわけなので、次のバージョンからは次のようにすることにした。
これなら文句は出ないだろう。要するに付け入る隙を与えてはならないというのが教訓だったわけだ。
次に財布の中身を気にする人についてだが、寄付なんてそれほど大した金額にはならんよ。嘘だと思うなら何かソフトウェアを書いて公開してみな。
それでも気になる人のためにちょっと情報を公開するとだな、寄付による収入は僕の総所得のほんの1~2%ほどを占めるに過ぎんよ。さすがにGoogleへの広告費(年間10万円程度)は十分に出る金額だが、それだけで生活なんてとてもできませんて。もちろん雑所得として申告してるし、むしろ税金を逃れたくなるほど寄付金が集まればどんなにいいだろうと思いますよ。
じゃあなんで寄付を求めるのかというと、成果を認めてもらえるのは嬉しいからですよ。同じ5000円でも、心理的には寄付でもらったほうがはるかに嬉しい。
あと余談だけれども、相場が堅調な時期ほど寄付が多くなる相関性がはっきりとあるのは面白い。
さて青臭い話はこれくらいにしてケンミレの防御策のハッキングにでもとりかかるか。
とりあえずOmegaChartの改装は実装の目処はついた。
が、晩飯に食べた地元のネパール料理店で食いすぎたため今日はもう作業は終了。たぶん明日中にはMLにβ版を出し、日曜か月曜に公開、というスケジュールだろう。29日からはラスベガスだからその前にはすっきりしておく必要がある。
しかし昨日ここにリンクを貼った2chのスレは面白いね。作者を騙る偽者まで登場し、しかも僕が発言してもおかしくない内容なのがすばらしい。よく見られていますね。この件についてはリリース後に改めて書いてみようと思います。
一つだけ断っておくと、OmegaChart関係で挑発的な態度を取っているのは演出です。ああいう態度でいると人はどういう反応を示す人がどのくらい出るか、プロジェクトの進み方にどういう影響を与えるかを知りたかったのでね。もう一方のPoderosaプロジェクトは温厚な性格でやっていますよ。
昨日発覚したデータがダウンロードできない問題はなかなか困った事態。
データ取得につかっていたサイト(ケンミレニアム)が防御策を施したようである。同じところからデータを取得していたAlphaChartも、そこのBBSによると同様の現象になっているようである。
いろいろ比較した結果、ここのデータが最も使い勝手が良く、数あるデータ入手元でピカ一の評価をしていただけに残念。まあ決して褒められた行為をしていたわけではないが、何らかの方法でデータを取ってこないことにはどうにもならん。
本当は東証あたりが公益のためにデータをダウンロード可能にしてくれるといいんだがな。株価という、創作物でなく100%機械的に処理できるデータを入手するだけでこういう苦労が必要になるとは不便な世の中である。
一方、こういった防御策が施されるとハックしてみたくなるのが人情というもの。暫定的な対応に目処をつけたらチャレンジしてみよう。ただこれは成功してももちろんOmegaChart正式版には搭載しませんよ。
他の話題としては、まずここの人のように、独自の機能を追加しはじめている人がいます。こういう新しい創造に繋がるというのはソースコードを提供する価値があったなあと思います。
また、2chにスレも立っていました。
朝カネボウが寄り付きそうなのを見てあせりまくり。寄るのは明日だと思っていたので心の準備ができず、当初考えていた作戦を直前で変更したのがまずかった。寄ったあと30分ドタバタして結局8万円の損失、しかもその後の上昇を見て臍をかんでいたが、その悔しさも後場の急落でちょっと紛れる。
いやあこういう動きをうまく捉えるのはいざその場になると難しい。いろいろ展開を考えていたが故に、「ここまで考えたのだから大敗はできない」という考えてしまい、腰の引けた対応になってしまう。
ところでこの記事の「サラリーマン初トップ」という見出しはちょっと語弊があるね。こちらの経歴からいくとどうみてもバリバリの相場師ですよ。手がけてる銘柄も仕手臭いのばかりだし。
こちらによると2600億円を運用しているそうだが、運用額が2600億円でファンドマネージャーへの報酬が100億円というのは「給与所得」というのには無理があるような。
自分は運転免許を持っていない。別に欲しいとも思わない(一度試しに取ろうとして挫折した経験はある)のだが、周りの人は大抵持っている。
そういえばマンションを買ったとき、銀行の人と次のようなやりとりがあったことを今日ふとしたはずみで思い出した。
銀行 「運転免許証を見せてください」
私 「マンションを買うのに免許が必要なんですか?」
銀行 「住所と生年月日の確認のためです」
私 「免許はありません。パスポートならありますけど」
銀行 「本当に持ってないのですか? 家に置き忘れたのではなくて取得していないのですね? パスポートでも可能か本社に確認してきます」
結果的にはパスポートでもOKだったのだが、このときの不法移民でも扱うような態度が気になっていたので調べたところ、資料を発見。20代後半の男では保有率96.3%! それじゃああの態度も仕方ないか。
少なくとも都心部に住んでいる限りは全く不要だと思うんだが、みんなそんなに運転してるんでしょうかね。ここまで保有率が高いと俺は意地でも取りたくなくなってきたぞ。
大体交通事故で毎年何千人も死んでるんでしょ。JRの例の事故が「毎週」起きているくらいのペースですよ。しかも運転すればその加害者側になってしまう可能性があるわけで、そんなリスクは負えるわけがない。保険である程度カバーできるにしても、他人を傷つけたり死なせたりするのは金銭だけじゃないからな。仕事で乗っている人はともかく、遊びや近所の買い物で乗るなんて正気とは思えないよ。この96.3%の人たちはそういうリスクを本当に考えているんでしょうかね?
自分が挫折したのは視力のせいが半分、指導員の態度にブチ切れたのが半分なのであんまり偉そうなことは言えませんが。
ついでに調べたところ、蓮實重彦、竹熊健太郎、といった面々も免許を持っていないことが判明。仲間もいるし、このまま運転はしないと決意を新たに(?)しましたよ。
今日で4月中旬に急落したときの損失を完全に回復し、自己資産は年初来高値を更新。
しかし今日の日経は機械受注発表で一瞬高騰するも結局ショボい動きで終わるし、やる気のない相場展開。これを見てついソフトバンクを手拍子で買ってしまったが、含み損のまま週末を迎えることに。いかんですね。
一方カネボウは総発行株数の1/3のボリュームの成行売りが圧巻。インデックスファンドは機械的に投売りするだけだろうから、来週寄り付いたら参戦してみようかね。
以前、このblogの人が一日で資金を半分失ったのを目撃して以来、いつ破綻するかと生暖かく見守っている(我ながら意地が悪い)のだが、最近妙な回転売買を始めているようだ。こんな手法ではどこかで変な銘柄を掴んでクラッシュするか、手数料でじりじりやられるかしかないだろう。
9回仕掛けて3勝しかしていないのに「精度が良かった」と感じるようでは、流行りの日勤教育で性根を入れ替える必要があるだろう。
今日からオプション売りの証拠金が大幅上昇である。いったいいくらになるかは予想がつかなかったので特にハネ上がりそうな銘柄はある程度買い戻してショック対応姿勢を取っていたが、なんと2.5倍になった。買い戻していなければ確実に追証がかかっていたところ。利益が出ていても追証になりうるのがオプション売りの妙なところだが、ルールだからな。特に5C120が16万、5P105が25万というのはもうわけわからん。時価は1円ですよ? 2chのオプション売りのスレを見ても追証にかかった者が多数いる模様。
しかも夕方に、来週に人民元の新体制を発表するといううわさで円とNASDAQ先物が急騰したり、その後でその噂を否定するコメントが出たりと慌しい。明日は波乱含みの展開になりそうだ。
現在のポジション
5月限 C130:20S C125:16S P105:23S P100:26S
6月限 C125:5S C120:20S C115:7S P100:10S 先物 1L
前回の話のつづきです。
続編を書くかどうかちょっと迷いがあったものの、アクセス解析によるとAttributeやAnnotationの検索からたどり着いた人もちらほらといたのでちょっとやる気がでてきました。
.NETの Attribute なり Javaの Annotation は、型情報に自前で何かの拡張を施したいときに使うものです。といっても、自分で定義した拡張なので、.NET CLRなりJava VMはそのことはもちろん関知しません。その拡張情報を見るのもやはりユーザプログラムの仕事です。
なので、一見すると何も楽になっていないように見えるわけですが、「型情報とセットで記述できる」という特徴が見通しの良さを生み、宣言的なプログラミングになっているわけです。
自分のプロジェクトの Poderosa、OmegaChart の両方で使っているテクニックを紹介しておきます。
Enum値の各要素に、説明用の文字列を付加したいことはよくあります。Poderosaからの抜粋を挙げると、
来るべき勝負に備えて情報を漁っていたら http://www.absolutepoker.com/という割と本格的なオンラインポーカーのサイトを発見。
なかなか凝った画面のつくりで、つい長時間遊んでしまった。これは実戦がいよいよ楽しみだが、なんかもう現地では福本伸行の漫画の世界になるのが目に見えているな。とりあえずルールはHold'em, 7-Studとも完全に理解したが、いつどのように賭けるか・降りるかの判断力はまだまだだ。ラスベガスの猛者と同じテーブルについたら勝てる気はまったくしない。
まったく正気とは思えないこの提案。こういうのを見ると、あの民族とは永遠に分かり合うことはないと改めて強く思う。
ここをはじめ、露骨なバッシングに強い不安を覚える。彼らがゴルフでなく別のことをしたら復旧が早くなるのか? 自分が社員だったら間違いなく行っていただろう。
責任を取るのは経営陣の仕事であって、別部門の人まで影響を及ぼしてはいけないのは「組織」の常識のはず。一番ヤバいのはそれを鬼の首を取ったように報道するマスコミだ。これは単なる弱いものいじめだろ? 「誰にも同情されない哀れなJR西日本と社員」という絵がほしいだけにしか見えず、きわめて醜悪である。思い起こせば、ちょっと前の雪印や社会保険庁も似たような雰囲気だった。
これを認めるようだと、中国を侵略した戦争責任は日本国民一人一人が負っていることになるし、楽天なりインテルなりが勝てないのは練習場の清掃員にも責任があることになる。
やっぱ日本には全体主義の土壌が残ってるんだなあ、と今回の一件で思いましたよ。おそろしい。
ここ数日はいろいろ将来の計画を練るのに忙しくて更新するようなネタがありませんでした。
仕事の計画は着々と進んでいるもののまだ公開できるような段階ではないので、今日はもう一つの計画 ラスベガス旅行 について書いてみます。
まあ男の娯楽といえば昔から飲む・打つ・買うと決まっていて、今回はそのうち「打つ」についてちゃんと体験しようじゃないかというのが今回のテーマです。時間的にも、会社に行っていないこの時期こそ最大のチャンス。じきにまた忙しくなるからな。
この件が決まってから慌しくホテル周辺の地理を調べたり、カジノの各種目のルールを勉強したり、戦術を研究したりしてますが、実に楽しい。何かのゲームで遊ぶのがこれほど楽しみなのは高校生のとき以来、10年ぶりくらい。
ひととおり調べたところ、ポーカーが中心になりそうな気配です。これがメジャーなカジノの中では唯一「客対客」の勝負であり、運の要素が少ない。言い換えれば状況判断と心理戦に秀でていれば勝てるということ。
同行者に教えてもらった格言のページがありました。面白いのは、雰囲気が相場の格言とほとんど同じこと。「状況判断と心理戦に秀でていれば勝てる」のは確かに相場でも一緒だからまあ当たり前か。
◆ポーカーの格言
http://homepage1.nifty.com/pokergame/pokerbible.html
◆相場の格言
http://www.tradition-net.co.jp/kouza/kakugen/kakugen.htm
出発は5/29です。
まだ上巻しか読んでないが、ブチ切れ中です。
実は村上龍の作品をちゃんと読むのはこれが初めてなんだが、「13歳のハローワーク」は割とよい印象だったし、これの書評もそれほど悪くないものが多かったので試しに読んでみるかと思ったのが敗因。こんな駄作を掴まされるとは。
小説に何を求めるかというと克明な心理描写だったり美しい比喩表現だったりだと思うのだが、これはストーリーをただ説明しているだけで、これなら漫画や映画のほうがはるかに楽しめる。しかもこれだけ荒唐無稽なストーリーなら、武論尊+池上遼一の例のパターンのほうが違和感なく読めそうだ。
たとえば不正に蓄財された財産を没収し、それを担保に独自通貨を発行するなんてリアリティのかけらもない。そんな通貨に信頼性が生まれるかちゃんと日銀に聞きましたか?>村上龍
他に北朝鮮コマンドの訓練のエピソードは民明書房の香りがほのかにあるなど笑いどころは少なくないのだが、本人はギャグのつもりじゃないようだ。
というか、こんなのが十分受け入れられてしまうようなら日本の小説の市場はもう崩壊しているし、これは例外的にダメな例であってもっと上質な小説が多くあるのなら、正常な評価の流通しない市場だという点でやはり崩壊している。
一応下巻も読みますけどね、この評価が覆ることはたぶんない。村上龍のどこにそんな期待をしていたんだ、という謗りは甘んじて受けますが、この不満をどこにぶつければいいのか...
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