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2005.06.10

議決権行使の季節

 季節柄、あちこちの会社から株主総会の召集通知と議案の投票用紙が送られてくる。
 今回から、かなりおおくの割合でインターネット上の議決権行使ができるようになっていて、信託銀行ごとにシステムが作られているが、この対応がまちまちで面白い。
 まずひどい例からいくと、みずほ信託銀行である。ざっと目についただけでも、

* 同封されているパスワードを入力すれば即座に行使できてしまう
* メールアドレス等を登録はしない上、「複数回の行使は最後のものが有効」「郵送による行使と重複したときはインターネットによる行使が有効」と明記してある

 といった具合で、たとえば郵便の配達員が中を透かしてパスワードを取得して本人になりすましても、こちらは偽装があったことを知ることすらできないというお粗末なつくりだ。ふつうに印鑑を押して返送するより低いセキュリティというのはいかがなものか。
 でもって、「SSLを使っているので安全です!」と力説していたり、そもそもWebがtable, font, bタグだけで構成された素人臭いデザインなところにやる気のなさがにじみ出ている。作った奴のお里が知れているというものだ。
 
 一方、UFJ信託銀行はこれより優れていて、初回ログイン時にパスワードの変更とメールアドレスの登録を求められるし、きちんのユーザの電子証明書を発行する本格派である。
 しかし、電子証明書が何を証明するものか、なぜ安全性が高いのか、どうなったら不正があったとわかるのかといった知識までは解説されていないのが悔やまれる。こういった予備知識があるのはセキュリティマニアだけなので、一般の人をこういう機会を通して啓蒙するというのは大切なことだと思うんだが。
 よく言われるように、セキュリティは関係者の意識がなければ完成し得ないものだからねえ。

 というわけで、UFJ信託はかなり高評価。もう一息だ。
 みずほ信託は腹を切って死ぬべきだ。のみならず、地獄の火の中に投げ込むものである。(又吉風)

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コメント

IR担当の立場からすると、
身に詰まる思いです。

こんなところでも
デジタルデバイドを
感じるようになります。

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