スペイン旅行記(5) トレド
今日は有名な観光地トレドへ。ここはローマ帝国時代からの街というか要塞で、全体が三方を川に囲まれた丘になっている。軍事的に重要な場所なのは見るからに明らかで、レコンキスタのときにもスペイン内戦のときにも激しい戦闘があったそうです。
移動はマドリッドから近郊列車で行ってみた。切符を買うとき、係員が何かスペイン語で質問していたがよくわからず適当にごまかしたが、今思えば切符を片道にするのか往復なのかを聞いていたように思う。まごまごしていたら出てきたのは片道切符だった。
乗車してしばらくすると途中の駅で何かアナウンスがあり(スペイン語なのでわからない)、乗客が全員ぞろぞろと降りていく。ついていくとバスが待機していた。若干不安に感じつつそれに乗ってしばらくするとトレド駅に到着した。
駅から歩いていくと要塞であることがよくわかる。近づくにつれ上り坂がきつくなる。
これが城壁の門。まったく現実感のない空間だ。
さらに坂を上っていったところから見下ろした風景。
街中に入ると、入り組んだ細い道が無数にあり、簡単に道に迷う。しかも、周囲の商店のほとんどはレストランと土産物屋で、どの店も置いているものは大差ない。なんとなくそれっぽい商品を適当に並べてみました、という雰囲気がありありで、あまり居心地はよくない。例えると熱海の駅前の商店街とかそんな感じ?
ただ、街の中央にあるカテドラルだけは異彩を放つ。上は路地から見た写真(ちょっと傾いてしまったが)。
中に入ることもでき(撮影はNG)、凄い装飾の数々を見ることができる。でもあまりに漫画的というか、客を楽しませようという意図が見えすぎていて生活臭がない。もちろん街を歩く人のほとんどは観光客で、日本人も多い。
坂道を歩き続けて疲れたこともあり、早めに退散することにする。これは帰り際に撮った城門。
行きは電車でトラブルがあったので、帰りはバスを使うことにした。その後マドリッドの繁華街へ行き、ぶらぶらすることになる。(つづく)
« スペイン旅行記(4) チャンピオンズリーグ | トップページ | スペイン旅行記(6) 買い物とバル »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント