スペイン旅行記(7) バルセロナへ移動
なんか早くこの旅行記を書き終わらないと落ち着いて仕事にかかれないので、集中執筆することにした。
旅行の4日目である。今日は列車でバルセロナへ移動する。マドリッドのホテルをチェックアウトの後、一昨日切符を買ったAtocha駅へ。
列車の旅
長距離列車の場合、飛行機のような乗り方だった。まずX線での荷物検査があり(そういえばいつぞやマドリッドで大きな列車テロがあったし、これくらいは当然か)、列車がホームに到着してからゲートが空いて乗車できるようになる。
社内の様子はこんな感じ。座席は1列に3席しかなく、新幹線のグリーン車以上にゆったりしている。
出発して20分も走るともう外の景色はこんな具合である。イベリア半島を疾走しています。
しばらくすると、なんと食事が運ばれてきた! さすが一等車。まあ味はたいしたことはないし、朝ホテルで食べてきたばかりだったがせっかくなので食べる。
この後、日本から持参したiPod nanoで好きな音楽を聴きながら車窓の風景を楽しんだ、といいたいところだが、前方に座っているオヤジがノートPCに開いたExcelシートとにらめっこしつつ携帯電話でずっと大声でしゃべっているため落ち着けない。ビジネスの話なんだろうけど、もちろんスペイン語なので内容はわからない。
途中駅でうるさいオヤジが下車し、静かに旅を楽しむ雰囲気になった。一等車の客しか入れない車内のバーで昼間からワインも飲んだりして。
そうこうするうちに険しい山岳地帯に入り、
ついに海が見えてきた。これが地中海か! こういう風景の移り変わりは列車ならではの楽しみだ。結局5時間弱でバルセロナへ到着。
カタルーニャの洗礼
バルセロナへ着くと、駅構内に英語の案内がきわめて少ないことにまず驚く。ここではメイン言語がカタルーニャ語、第一外国語がスペイン語で、英語は3番目の優先度の言語である。話には聞いていたが、カタルーニャ語とスペイン語しかない場所ではちょっと厳しい。
駅の禁煙表示ひとつとってもこんな感じ。
しばらく駅でうろうろしていると、明らかに困っている表情の冴えないオヤジから中国語で何か話しかけられる。マドリッドでは金髪美女だったのにえらい落差だ。もちろん中国語はわからないので、「俺は日本人だよ」と冷たくあしらってとりあえずホテルへ。
さてホテルに着くと、到着しているはずのサッカーのチケットが来ていない! まあチェックイン時間が早めだったこともあるので、今晩か明日の朝にもう一度確認するか、最悪現地購入すればいいやと思い一度退散する。
で、ホテルに荷物を置いた後カンプ・ノウ スタジアムへ。サッカーファンは試合のない日にFCバルセロナ博物館へ行くべし、と情報を得ていたので、今日行ってみることにした。(つづく)
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