SAYURI
映画 SAYURI を観てきた。
監督がロブ・マーシャル(「シカゴ」の人)なので、グラフィックに関しては期待してよかろうと思っていたが、確かにそこは大満足。
だが日本文化の描かれ方がブレードランナー級に妙ちくりん! 好感の持てる間違い、という意味で。
言葉は基本的に英語なんだけど、題材が題材なだけに随所に「置屋」「花街」などの日本語がそのまま混じる。
時代は大正~昭和なんだけど、場所の描写も変で、東京と京都がごちゃまぜになったような街ながら、眼鏡橋まである。(確か長崎だったような...)
さらに登場人物のうち、なぜか一人だけ pumpkin と英語で呼ばれている脇役の芸者がいるのも妙だ。しかもそれに「おカボ」と字幕がついているのを見て、「あー、これは戸田奈津子だ、間違いない」と思ったらやっぱりそうだった。
でも全体的には楽しめましたよ。日本人でないとわからない楽しみがあった。
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