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2006.02.14

【書評】まとめて4冊

 ライブドアは45円で指していたけど買えなかったぜ...
 まあ、今日は他の銘柄のリバウンドを取るのに忙しかったので全然気にしてないけど。

 あと、このblogの右下の方に旅行記へのリンクをつけてみました。良かったら読んでください。

 さて久々に、最近読んだ本の紹介。けっこう溜まったので4冊。



●レボリューション・イン・ザ・バレー

 Apple初期の活動についての手記がいろいろある。字が小さいのが難点だが、開発資料(というか、エンジニアのメモ書き)の写真はきわめて興味深い。自分の開発作業でもまあ似たようなのを書いてますね。そこらへんに親近感高い。
 スティーブ・ジョブズ-偶像復活が好きだった人ならお勧めできる。



●Linuxカーネル解析入門

 未踏プロジェクトの相棒である平田さんが書いた本。正直言うと、タイトルと内容が合ってない。GCC、同期、Ethernetドライバの3つしか扱ってないので、欲しい情報がピンポイントである人ならよいけど、カーネルの総論的なのを期待している人は素直にオライリーのカーネル本を買ったほうがよい。
 しかしながら、これだけの原稿を彼が書いたのかと思うと頭が下がる。雑誌の記事くらいのボリュームなら短期の勢いでやっつけられるけど、本となるとな...。自分が何か書く羽目になったらどうしよう?



●物理学者、ウォール街を往く

 これは面白かった。物理学、ソフトウェア、金融マーケットと自分の興味ある分野すべてにまたがった物語である。物理の道を捨てた理由もこの著者と僕はまったく同じなのもとても共感した。
 要は、物理の場合、数十年に一人の天才でなければイマイチ名声が得られないわけだ。一方ソフトウェアはもっと業界の裾野が広く、モチベーションのある仕事はいくらでもある。やっぱりこの差は決定的ですよ。



●ナラタージュ

 つきあっている子の推薦で。というか、そうでもないと恋愛小説なんか読まないもんな...
 だが、推薦を受けただけのことはあって面白かった。ストーリー上、かなり難のある部分もあるものの、文章力は素晴らしい。しかも調べたら著者はこれ書いた時点で21歳! 参りました。

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コメント

「レボリューション・イン〜」は僕も読みましたよ。
英文読解力があれば元になったサイトも読みたいんだけどね。
ジョブズの伝記も含めて、翻訳がいささか難ありのような気がする。

4番目の書評については…オノロケかよ!

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