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2006.05.28

できた!インテリセンス


 ワールドカップ前に片付ける予定だった仕事のうち、特に大きいもの3つのうちの一つが完了。
 Poderosaのインテリセンス機能ですよ! 本当は正式にもこの名前で呼びたいところなんだが、調べたらこれはマイクロソフトの商標だったorz

 自分で作っておいてアレだけど、これは便利な機能。イイねこれ。

 僕のソフトウェア作りのポリシーとして、製作者が熱心なユーザも兼ねていなければ優れたものは作れない、というのがある。例えるなら、旨いものを食べるのが好きでないと良い料理人にはなれない、という感じ。本当かどうかはわからないけど、いままでの経験ではそういえる。

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2006.05.26

Haskellとプログラム言語


 久々にソフトウェアの本を読んだ。一応こっちが本職ですからね...
 最近何かと話題のHaskell。僕が知っている別の言語で最も近いのは大学のときにちょろっといじったML。これにモナドという概念を加えたものだ。まだこの本一冊読んだだけなのでモナドのすべてを理解したとは言いがたいが、Webにもいろいろ資料はあるので時間を見つけて追求してみるつもり。

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2006.05.23

メガバンクかな

 こういう株価急落時にやるべきことと言ったら有望な銘柄の仕込みをおいてほかにないわけだけども、なんか銀行株がいいような気がしてきた。今回は世界的な株安だから、日本市場がどのくらい日銀の利上げを織り込んでるかは不明ではあるが、

* メガバンクは既に膨大な利益が出て、財務体質は強固になった
* 利上げすれば利鞘はさらに上がる
* 多少の景気減速があっても不良債権が増えるような状況とはほど遠い

 ということを考えると不安要因は小さそう。というか、2003年の金融危機後も、去年後半のときも、銀行株の上昇は指くわえて見てただけでたいへん悔しい思いをしてきたので、ようやく飛び乗る気になってきた。
 今日で決算も出揃ったのでざっとメガバンクを比較した結果、買うなら三井住友ですかね。りそなは長期保有にはちょっとまだ不安がある。地銀もよく探せばイケてるのがあるとは思うが、一つ一つ物色している時間はないのでパス。

 CMEはいま15700くらいまで回復してる。この時間だからアテにはならないが、本当にいい加減底打ってほしい。いつまでもこんなだと仕事に集中できないよ。

2006.05.21

ビール!ビール!

 サイクリング行くともう気分的には夏。今日は軽く25kmほど流しただけなのにけっこういい汗でした。今日の出来事はこんな感じでした。

* 新宿の伊勢丹の北東角の交差点で、つい仕事のことを考えはじめてしまい、赤信号なのにふらふらと出て行って交差点のド真ん中で気がついた。あれは撥ねられても文句は言えない状況だったよ...
* 帰り道の途中、坊さんに道を尋ねられた。でも知らない場所だったので役には立てず。道を聞かれることは実はよくあるのだけど、もうちょっと地元民っぽい人を選べばいいのに。それとも僕が親切に教えてくれそうな雰囲気に満ちているのか?
* 帰宅後体重を計ったら、ようやく自分の標準値を下回った。先月までは暴飲暴食がひどかったが、ほぼ取り戻した!

 しかしこの陽気になると、汗をかいたあとのビールがひときわ冴える! まだ少し早い時間だけど軽く一杯はじめます。

 ところで、昨晩行ったElio Locanda Italianaという店はたいへん美味でした。近いうちまた行きます。

2006.05.19

続・やっと底打ち

 前回のエントリで底を打ったと書いたけどまるで甘かったですね。相場に取り組んで以来、今週ほど多くの回数「もう底打っただろ」と思ったことはないよ。
 しかし長期にわたる株価低迷も最初はちょっとした一服に見えるものだし、新聞などでも「短期的な調整」「上昇基調は不変」と言っているので安心しているうちにとんでもないところに引きずり込まれるわけだから気をつけないとね。

 1990年初頭の下落は知らない(当時中学生)が、2000年春の下落のときの日経新聞には短期的調整と書いてあったのをはっきり覚えている。もちろん、その後はズルズル下がり続ける展開だった。週足を見るとけっこう類似性があるよ。

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2006.05.17

やっと底打ち

 相場はやっと底打ちのように見えるが、今回の下げは厳しかった。先週の金曜も今週の月曜も、午後には強さを見せていたので強気でリバウンドを取ってカバーしていたが、昨日はその動きの裏を完全に取られる格好でクラッシュ。
 せっかくライブドアショックでの損失を全量取り返したと思った矢先に後退を強いられる羽目に。今回の下げでの一連の損失は1月後半のときの1/4くらい。過去の急落局面の中では比較的マシな対応ができたほうだった。今までの急落時は、つい中途半端に下げた位置で乾坤一擲の買いを入れたりしてたのでね...

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2006.05.14

セリエAが面白くなってきた件について

 ここまで騒ぎが大きくなるとは思わなかったよ。もう「なんとなくウヤムヤにする」というのは不可能だろう。ユベントス戦の審判がおかしいのは何年も前から試合を見れば明らかだったので、いつかはこうなると思っていたけどついにそのときがやってきた。
 ユベントスのサッカーはつまらないと散々批判されてきたが、急に面白くなってきたな! この画像も傑作だ。

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2006.05.10

.NET2.0のWM_IME_CHAR処理

 今日公開のPoderosaβ4で、ターミナル内での日本語直接入力を可能にしたのだけども、これは予想以上に難航した。
 そもそも、旧バージョンと同じソースでは動かず、調べたらこんな騒動があったのでとりあえず放置していたものを穿り返してみたのだけど、凄い展開だった。

 以下、解説とも愚痴ともつかぬものを書いてみる。これをGoogle先生が読んでくれれば似たような現象で悩む人へのヒントになるかもしれんので。

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2006.05.08

兵隊やくざ

 昨晩までで、5作品見終わった。全8作らしいけど行きつけのレンタルビデオ店にあるのは5本で全部。

 もちろん勝新太郎も魅力だけども、田村高廣の有田上等兵がじつに素晴らしい。こういう人物が上司だったら僕もサラリーマンを辞めることはなかったろうな、と思った。

 しかしどの話も、腐敗した権力に無謀な戦いを挑んで暴れ、なんだかんだで最後は丸くおさまるワンパターンなんだが、不思議と飽きはしない。漫画でいえばサラリーマン金太郎とかの路線だろうかね。

 なお、シリーズを通してのベストシーンは、続・兵隊やくざで、勝新太郎が看護婦(小山明子)の陰毛をもらうところだった! こういう古風な色気は実は好きなんだぜ...

#しかし円高マジでやばい。FXでのポジションは20万ドル相当に膨らんでるんですけど!

2006.05.07

株探検レビュー

 2chで見つけた株探検というソフトがあったのでちょっと使ってみた。OmegaChartのライバルですからね。

 まあリリースから日が浅いせいもあるだろうが、正直言って利点より欠点が目に付いてしまうな...
 特に、画面のあちこちにテキストボックスやボタンが散在しているUIはいかにも素人臭い。まあ僕も10年前くらいはああいう画面デザインをしていたので、誰でも一度は通る道なんだね、これは。

 また、

  • モーダルダイアログボックスはタスクバーにはウィンドウを表示しない
  • OKとキャンセルボタンを並べるときはOKが左
  • 選択すると別のウィンドウが開く場合はキャプションの後ろに "..." をつける

といったWindowsアプリケーションのマナーを守っていないのもいただけない。

 それと、誰に使ってもらうのかという大問題がある。

 株探検の最大の売りはプログラムを書いて拡張できるという点だと思うのだが、それはOmegaChartの拡張キットより数段敷居が高い。OmegaChartにも、拡張キットにではなくを書けるようにしてほしいという要望は過去さんざん来ていたし今もたまに来るが、それをしないのはユーザが書くものに内部状態の存在を認める仕様にするのは大抵うまくいかないという経験があるからですよ。複雑性の度合いが桁違い。
 どうしても文を書きたい人は直接ソースをいじるほうが絶対に効率的だ。デバッガ等も使えるわけですし。

 株探検は有償かつソース非公開という形を取ったのだから、それに見合う価値をアピールできなければシェアは取れないと思います。単にチャートを見たいだけの人は軽快な動作のAlphaチャートあたりを選択するだろうし、ちょっとしたスクリーニングをしたい人はOmegaか証券会社提供のツール類で十分だし、本格的に作りこむ人はOmegaあるいはProtra等のソースを使うか、イチから自作でしょう。株探検は誰に売り込みたいのかがちょっとよくわからない。

 もし僕が株探検の作者で、高度なスクリーニングをしたい人向けに記述の柔軟性・高速性で勝負するのなら、OmegaChartの拡張キットをそのまま使用可能にして、Omegaからの乗り換えを促す作戦に出るけどな。ユーザにとっても相互に乗り換えがしやすくなってメリットは大きいのではないかと。

 でも心意気は大いに買ってます。たぶん、製作開始からは既に1年以上かかっているはず。この連休中にも頻繁にバージョンアップしてるところを見ると意欲は高いみたいだし(一方僕は最近はOmegaChartに関してはほとんど何もしていません。期待している人たちには申し訳ないんですが)、これからも生暖かく見守りたいとおもいます。

2006.05.06

1970年の週刊朝日

 前回実家へ帰って漫画の整理をしてたとき、たまたま古い週刊朝日が見つかったので1冊持ち帰ってさきほど読んでみた。1970年、三島由紀夫が自殺を遂げた直後の号である。亡き父が買ったものと思われる。僕が生まれる6年前のことだ。

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2006.05.04

サイクリング最長記録

 せっかく連休だし普段できないことをやってみたくなったのと、先月の仕事の追い込み時期にたるんだ体に気合を入れるために、横浜までサイクリングしてきました。今日の走行距離は自己最長記録の 80km 。地図で見た感じではもしかすると100km超えかとおもわれたがそこまではいかなかった。

 コースは、

* 高円寺を出て環七を南下
* 馬込で国道1号に入って多摩川を渡り、
* 横浜駅付近でそこを抜けてみなとみらい地区、山下公園などをぶらぶらする

 というもの。

 東海道線と併走したり、帆の形のホテル(写真)が見えてくると遠くまで来たという実感が強い。電車で来ちゃえばどうってことないんだけどね...

 本当は、さらにベイブリッジを渡るのにも挑戦する予定だったのだけど自転車ではどうやらムリっぽかったのであきらめた。近くまでは行ってみたものの、もう標識の行き先表示が「突堤A」「突堤B」とか明らかに港湾施設のものだったし、産業道路を強行突破するのは羽田空港を突っ切ったときに懲りてますので。

 今日は途中で危ない局面もなく平和な行程だったけど、帰りはかなりバテていたので他のチャリに抜かれる局面も多く、なにか悔しい。こっちはもう何十キロも走ってるんだ!と言いたくなるが負けは負け。Mixiのサイクリング関係のコミュを見ると、1週間で東京→福岡を走破なんて猛者もいたし、この道もやりだすと大変だよ。

 さすがに今日は疲れた。一杯やったらもう眠くなってきたよ...

2006.05.03

スーツvsギーク

 昨日は元同僚と夜遅くまで激しく飲んだ。彼もその会社を去ることにしたそうなので、いろいろ近況報告。

 聞きましたよ、僕が辞めたあとに起きた数々の事件を。

 ある程度大きくなった会社においては、集団の中で自分の立ち位置を改善するための政治活動がどうしても必要で、そういう術に優れた人が要職を占めがちだ。

 一方僕は権力には興味なくて、作りたい物を作ってその成果を周りから認めてもらいたい、という芸術家気質が強いので、あの時点で僕が辞めなくても数ヵ月後には同じ結果になっていたろうね、と思った。

 その会社の問題も、いわゆるスーツvsギークの対立の1つなんだけど、あの会社はトップがギークなので余計話がややこしくなるんだよな。
 サッカーチームに例えれば、選手兼オーナーという人物が監督に口出しするような感じ。

2006.05.01

投資と投機

 昨日、株がらみのインタビューを受けた。雑誌に載るんだそうで。
 その質問の中に、「株は投資か投機か」という話があってそのときの考えを話してみたけど、その後改めて考えたことも含めてまとめてみる。ちょっと長くなったが、インタビューの補足も兼ねて。

 僕の考えとしては、投資も投機も(さらに、パチンコや麻雀まで含めても)同一のことを指しているのであり、本質的な差はないというものだ。よく、投資=善、投機=悪という図式でモノを語る人がいるので、そこにははっきり反対しておきたい。

 さて辞書によると、次のようになっている。

【投資】
利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること。
【投機】
将来の価格変動を予想して、価格差から生ずる利益を得ることを目的として行う売買取引。

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