プット買いで取りました!
今日の相場は凄かった。先月も「これは凄い」と何度も思ったが、今日に比べれば全然大したことないね。特に、製鉄・商社あたりが悲惨な崩れ方をしているのがこの病巣の深さを物語っている。
ここ数年の暴落局面では、ほぼ例外なく残存のプットの売り玉が多すぎて相当食らっていたが、今回は先月の下げをみて十分警戒していたので慌てることなく対処できた。でもまあ、過去あれだけ何度も同じ失敗を繰り返したことを思うと進歩の度合いは大したことないんだけど。
いまの命綱は、150~180円で買っていた7月のP15000。今日一部を740円で決済し、保険金ゲット!
7月のP14000は若干量売っていたので、これはとっととロスカット。
また、7月のP13000の売りを50~70円で仕掛ける。さすがにここは防衛できるだろ。13000だよ。少なくともIVがちょっとでも落ち着けば利益確定のチャンスは必ずあるとみた。
一方コールの売りは大量に行っていて、皆含み益になっているがIV上昇のため株価下落の割には大したことない。これらは一部を今日利益確定。
でもオプションでの利益も、長期保有株の下落の穴埋めに半分以上食われるわけですが...
チャートをよく見ると、本格上昇が始まったのが去年8月の郵政法案採決の時期。そこから4月までに12000->17500の上昇だったので、今日でその上昇のほぼ半分が溶けた格好になる。この点でも一服するにはいい水準じゃないでしょうかね。
それと、2:55頃に6月のC15000が10円付いていたのに気づいた。3:00になっても同じ状況だったので、「見間違いじゃないよな?SQは明日だよな?」と何度も確認して売れるだけ売っておいた。いくらなんでも明日のSQが400円上に飛ぶことはないだろう。ただ、このコールは昨日の終値が155円で、証拠金もこれに基づいて計算されるので大した枚数は売れず。
でも何で10円もついてたのかがよくわからない。買い手は既に諦めて放心、新規売りは証拠金高すぎで躊躇、といったことでしょうかね? もしかして明日大暴騰するインサイダー情報を握っている奴がいるのか?とちょっと不安になるが...
しかし、相場が大きく動くときは、自分の損益とは別に独特の高揚感がある。こういうことがあるたびに、やっぱりこの世界が好きなんだとわかるんだけど、どう見てもただの株キチですね。こんな2ヶ月にも及ぶ際限のない下げなんて数年ぶりだから妙な懐かしさを感じる。
ところで現実問題として、昨年末ぐらいから安易な週刊誌の記事とかをきっかけに参入した人たちは今日までに多くが退場したのではあるまいか? 一般誌が連日特集を組み始めたら相場は終わり、というのはまたしても実証されました。
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