【Bellagio】ドッグフード間近
開発は地道に進行中。
いまはリアルタイムデータを見るときはkabu.com証券のツールを使っているけども、いよいよ来週からはこれを使うのをやめてこのBellagioを使うように移行できそうだ。いわゆる「ドッグフードを食う」ってやつ。
当然、本格的に使い出せば改善が必要な点が山ほど見つかるだろうから一般公開はまだできないけれども、徐々に形が見えてきた。
なお何人かの方からこの件で問い合わせをいただきました。
とくにblogにコメントをくれた秋葉さんは意外でした。もちろん覚えていますよ。確か高校卒業後も何回かは会ったような気がします。
開発に関しての最近の感想としては...
【データ処理まわり】
この周辺は単体テストがやりやすいし、頭で組んだ動作のイメージをそのままコードに落とせばよいので楽。
【グラフィックまわり】
かなり難航している。現状でも完成度は想定よりかなり低い。
実はこのパートは、昔途中までやって中断していた、GUIを記述する専用の言語とそのコンパイラの開発からスタートしている。まだ言語のパワーも発展途上、コンパイラにも稀にバグがある、という感じなのでこれが足を引っ張っているため、今回に関しては普通にGUIのコードを書くより手間がかかっているのは間違いない。
ま、将来的にはこのGUIに関する技術の方面で別の仕事をし始める可能性もあるので先行投資だと思って...
【ビジネスと運営方針まわり】
ここも悩みどころ。一度決めると簡単には変えられないところだし。
ソースの公開方針ひとつとっても、できるだけオープンにしてコアなユーザを獲得したい反面、もし誰かがソースを流用して悪意のあるツールをつくったり、思わぬ使い方をされて証券会社に迷惑がかかったりしたらどうしようと考えるときりがない。
ソースを非公開にすれば回避できるものでもないけど、公開すれば危険が増すのは確かだ。
【技術ネタ】
C#の foreach 構文 で、コレクションのオブジェクトは別に IEnumerable を実装していなくてもよいことが判明した。GetEnumeratorという名前のメソッドがあり、そこで返したものがCurrent, MoveNextを持っていればよいようだ。要するにforeachはCのマクロ相当のことしかしていない、ということ。知らなかった。
一方 using は IDisposable 必須なので一貫性に欠けるなあ。
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