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2007.01.22

【本】そして殺人者は野に放たれる

 久々に考えさせられる本読んだ。
 前から疑問だったのだけど、精神的におかしい(もしくはその疑いのある)人物が凶悪事件を起こすと、その裁判ではかならず精神鑑定なるものが行われる。で、その結果異常であるとなると刑が軽くなったりなくなったりするわけだ。
 しかし、なぜそうなのかがよくわからん。正常者だろうと異常者だろうと、単に行為に対して罰則がある、でいいんじゃないの?と思うし、そもそも精神が異常かどうかなんて境界はいたって曖昧なものだ。僕だってプログラム書きに熱中しているときは十分異常な精神状態だよ?

 傍目にしたってそうなのに、自分が仮に被害者だったり遺族だったりしたときに、「この人は精神異常なので罪を軽くします」なんて判決が出て納得できるわけがない。

 というようなことを思って手に取ったのがこの本だったのだが、衝撃を受けた。
 なぜか日本の裁判では、精神病だけではなく覚醒剤中毒だったり酒で泥酔したりしていても「心神喪失」となって刑が軽くなったり無罪になったりしてるようなのだ。さらに、立件段階で心神喪失の可能性が高いとなると事件を起こしたことは明らかでも不起訴になって放免されたりも多い。
 こんな常識的におかしいことは明らかなことが長らく放置されているのもさることながら、それを放置する法曹界もヤバい。著者の義憤はよくわかる。

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