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2008.11.29

最近読んだ本

 最近読んだ本からいくつか特に面白かったものをいくつか。
●ソフトウェア開発者採用ガイド

 以前派遣を頼んでひどい目に遭った前後にエンジニアの採用関連の本をいくつか読んだけど、これが最も良い内容だった。
 採用に関して大事なのは、「本当は優秀な人を誤って不採用にしてしまっても将来の利益を逃すだけで実損はないが、ダメな奴を採用してしまうと今すぐに、かつ継続的に損害が出る」ってことだ。だから採用基準を厳しめにするとともに、短時間で適性判定ができる試験問題をよく考える必要がある。どういうわけかこの業界には、信じられないほどものを知らない奴が多数おり(これは日本でもアメリカでも同じようだ)、雇う側にとっては罠以外の何者でもない。
 とりあえず、この本の内容と自分の経験から、次の3条件はすべて満たしていない人をソフトウェアをつくる上での仲間にするのは敬遠することにした。
* 少なくとも一つのプログラム言語に精通している
* 趣味でもプログラムを作っている
* 自分の腕を磨き、将来独立することをキャリアの有力な選択肢としている
 あと、気が合うかどうかというのも重要なのだけど、これはなかなか短時間ではわからない。一度酒でも飲みに行けば一発なんだけどね。

●大空のサムライ

 零戦のエースパイロットの自伝。戦争の悲惨な面は敢えて書いていないので勇ましさ100%だが、たいへんそそられる内容で感動した。男の仕事はこうでないと。すべての男子中学生にお勧め。
 ぜひ子供にも読ませたいと思ったが、我が子は娘なんだよな。弟ができるまでこの本は保存。

●スティーブ・ジョブズの流儀

 iPhone3G登場以後、ジョブズ本も多数出て、そのほとんどを読んだけどこれが一番良かった。普通の人や普通の会社がいきなりこれを真似すると絶対に失敗しそうだが、僕にとっての理想的な形はこれだ。ゆっくり近づいていきたい。

●新ナニワ金融道

 先日、弟の家を訪問したときに教えてもらって買ってみた。しかし絵柄もストーリーも青木雄二が存命としか思えないクオリティなので驚愕した。


2008.11.24

たのしい独身生活

 この週末は妻が友人の結婚式(しかも2件)のため地元(石川県)にいるので、オイラは久々に独身風の生活を満喫だぜ。

●映画館ハシゴ
 ダイアリー・オブ・ザ・デッドとレッドクリフ観た。
 いよいよゾンビもインターネット時代になり、被害状況をYouTubeにアップするようになった。十分楽しめたけど残虐シーンはやや物足りないのと、昔のゾンビよりストーリーが説教臭いのが不満。
 レッドクリフは戦闘シーンが無駄に長くて退屈した。やっぱジョン・ウーは銃撃戦を撮らせないとだめだなあ。

●ゲームセンター
 映画2本の合間に久々に立ち寄ったらスト4があった。キャラクターが懐かしすぎる。ダルシム、エドモンド本田、春麗...
 少しやってみたが昔の感覚はまったく失われてた。狂ったようにやってたのは高校生のころだから15年も経ってるのか。とするとスト4製作スタッフのうち若い連中は最盛期の雰囲気を知らない可能性大だな。おそろしい、というか俺がジジイになっただけか。

 たまにはこういう生活もいいが、本当にたまにでいい。一人でいられるのはいまや3日が限度。

2008.11.20

近況

 それほど書くことはないんだがちょっと更新。
 最近の主な出来事としては来年2月に生まれる娘の名前を決めたことくらいかなあ。
 名前の読みは前から決めてたんだけど漢字は未定だったので、そこはギークの技を発揮した。文字の候補の全組み合わせで姓名判断サイトにアクセスして、その内容をiframeタグで並べて一覧できるようなWebページをサッと書いて(この間10分)それを妻と一緒にズルズル見ながら決めた。候補を一つずつフォームに入力とかじゃ面倒くさすぎるので。
 字面がいちばん大事だが、姓名判断であまりひどいことが書いてあるのも社会生活上問題かなあ、というわけでそれも考慮に入れつつ決定した。僕らはもちろん、僕の母も気に入ってくれたみたいなので満足。

 仕事は相変わらず大回転。世の中が本当に不況なのか疑うくらい。
 すでに動いているプロジェクトもこれから決まりそうなプロジェクトも複数あり、仮に全部決まると一日30時間仕事しても対応できなくなるのでターゲットを絞る必要がある。これから新規に訪問してみたい会社もいくつかあるけど、有望なプロジェクトがこれ以上増えても対応できなくて相手先を失望させてしまいそうなので少しの間凍結する。
 人を雇えという指摘はもっともだけど、頭数でなんとかなる仕事じゃない上、(自分でいうのも何だけど)僕の職人気質が過ぎるのか一緒に仕事をしたいと思える人は少ない。今度一人参加してもらう予定になっているけど、そろそろそれなりのコストをかけてでも粘り強く人材を獲得すべきなのかもしれん。
 だがどんなに忙しくても採用基準は厳しくしたい。敢えて言うが、仕事で僕がもっとも忌み嫌うのはアホとパートナーシップを組むことだ。仲間になっていれば有能だった相手を誤って切ってしまうよりもはるかにダメージがでかいから。

 ちなみに、いままでの感触では、iPhoneでのデモは受けは抜群に良いがなかなかビジネスにはなりそうもないね。ある程度わかってはいたけど寂しいな。

2008.11.04

赤ちゃん本舗おそるべし

 昨日までの3連休はわりとダラダラしとりました。
 最初はいま六本木でやってるピカソ展に行こうとしてたんだけど、妻が貧血気味で元気ない(妊娠7ヵ月の典型的な症状のようだ)のと、調べたら2ヵ所の入場料で2人であわせて6000円もかかるじゃねえかということで意欲は減退。ま、俺はピカソは3年ほど前にスペイン一人旅したときに存分に見たのでパスでもいいかな、と。混んでるのも嫌だし。

 一方、かわりに錦糸町の赤ちゃん本舗に行って新生児用のグッズをいろいろ物色。気がつけばカートに満載で2万円強の出費。生まれて1年後にはほぼ確実にゴミになっているものばかりと思うともったいない気はするんだが、育児ガイドブックには必要だと書いてあるもので...。まんまと商業主義の魔手にからめとられるな。

 赤ちゃんグッズでおもしろかったのはキャラクター物の勢力分布。
 乳幼児向け分野では、とにかくアンパンマンが絶大な勢力を誇っているのである。アンパンマン帝国の前ではディズニーやサンリオも少数勢力にすぎず、ドラえもんですら出る幕がない。ここまで偏ったマーケットだとは思わなかった。

 もうちょっと親の世代を狙った商品があってもいいんじゃね?と思う。
 もしナイト・オブ・ザ・リビングデッドや時計仕掛けのオレンジやゴッドファーザーのデザインの乳児グッズがあれば3倍の値段でも俺は買うぜ? さすがにそれはやりすぎとしても、スターウォーズやスパイダーマンやドラゴンボールくらいならあってもいいのにな。

 ...しまった我が子は女の子だったんだ! 女の子向けのキャラクターって全然知らないよ!

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