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2008.12.05

はじめての従業員

 来週から、僕ははじめての従業員を雇い入れます。

 今まで仕事上対等の立場のパートナーはいたけれども、純粋な従業員というのは初めてになる。もちろん、この前書いた条件

* 少なくとも一つのプログラム言語に精通している
* 趣味でもプログラムを作っている
* 自分の腕を磨き、将来独立することをキャリアの有力な選択肢としている

 はすべて満たしている。プログラムも実際に書かせてセンスも見たし、しかも相場好きなので適性としてはきわめて有望だ。もちろん、仕事の合間に相場を張るのは許すよ!

 やはり、これはと思う人材にはちゃんと給料も相場以上に出して仲間にすべきだ。その原資はどうするんだというのは大きな問題なんだが、つきつめるとVCとかの外部の資本に頼る(時間は節約できるが失敗の危険も大きい)か、まずは一人で頑張って仕事をして稼ぐ(仕事のネタさえ良ければ成功しやすいが時間はかかる)かのどっちかしかない。僕は悩んだ末後者を選んだが、どっちがいいのかはもちろんわからない。

 一方、優秀な人物であるほど、やがて自分でやりたいことを見つけて手元から離れてしまいやすいというのもある。これは将来確実にやってくる問題なんだが、かつて僕がそうやって辞めたので無理に引き留めるのは道義に反する。これも、辞めたとしてもその後人脈としてつながりが維持できればOK、くらいに考えておきたい。

 ちなみに採用の決め手は、面談のときに彼が言った「優秀なプログラマは常人の10倍の仕事をします」という言葉だ。これは事実としてはよく知られている(と思う)けれど、それを面談の場で言う図太い神経が気に入った。借りてきた猫のようだった派遣社員の面談とはえらい違いだ。

 僕の会社としての理想は、常人の10倍の仕事をする奴を集めて常人の5倍の給料を払い、残りは社長兼オーナーである僕がいただく、というものだ。あるいは、週1~2日だけ働いてもらって常人の給料を払い、残りの時間はオープンソース活動とかの好きなことをしてもらうか。
 搾取してるように見えるかもしれないが、日本の普通の会社だと10倍仕事しても給料はせいぜい1.5倍くらいにしかならないからな。「10倍仕事をする」というのは、製造業や一般のサービス業では絶対に不可能だけど、ソフトウェアでは十分可能である。

 一応、この目標に少しだけ近づいたぜ。

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コメント

MoneyZineのタイトルのリクスを訂正されてましたね。
あと目次の、『なぜ「利益が発生すること」がリクスなのか』と本文中も何箇所かリクスになってますよ。

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