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2009.03.06

【本】徹底抗戦

 さっそく読んでみた。今このタイトルにいちばんふさわしいのは小沢一郎じゃねーか、というのはありますが。

 ライブドアの一連の不正経理は宮内らの側近がやっていたことで、自分は身に覚えがない、というのは確かに堀江自身にとっては事実なんだろうと思う。宮内の横領疑惑はうやむやのうちに不起訴になったのを見ても、そこに司法取引っぽいのがあったのはたぶん間違いない。

 ただ、この本にあるように、「法に照らして違反だとは思えない(譲歩しても"疑わしい"レベル)ので自分が罪に問われるのはおかしい」という主張はこの国では通らないのである。日本は法治国家のふりをしてるだけで、実際のルールは違うところにあるというのを、日本で生まれ育っていながら理解していなかったのは稚拙なんじゃないかと思う。
 日興コーディアルはライブドアと同等かそれ以上に悪いことをしていたのに誰も逮捕はされていないし、身近なところではパチンコが明らかに賭博なのに黙認だったり、派遣労働者の事前面接(これは違法だが僕も含めてみなやっている)とか例はいろいろある。過去の、政治家が逮捕されるような事例ではほとんどそうだ。彼の逮捕前のフジテレビ関係のゴタゴタの過程で、そういう暗黙のルールに違反してお上の怒りを買った、というのは必ずあるはずだ。
 こういうのは僕も正直気持ち悪いのでなんとかしてもらいたいが、そう簡単なものではない。

 あと、「自分は会社と株主のために全力で頑張ってきており、やましい点はない」というのもなんだかな。会社の規模を拡大する過程で優秀な技術者が何人も退社していたり、露骨なMSCBで既存株主にダメージを与えた点に触れないのはずるいというものだ。
 たぶん、金銭的な利害関係でしか結びつかない仲間が多くなったうちに本人の感覚もゆがんできたんだろうな。金は仕事をするうえで最も重要な要素だし、彼の言う通り金で解決できない問題などほとんどないのだが、それでも金がすべてというわけではない。そこを超えた仲間がいないと仕事は面白くならない。

 というわけで事件そのものについての情報という点では目新しいことはない本だが、拘置所内の体験記は面白かったのでそれだけでも読む価値はあるよ。

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コメント

たしか以前インサイダーに関するトピックで
「ホリエモンは有能」とおっしゃってたのを
覚えているのですが、今回のこの発言というのは
それはあくまで肯定したままで、ということなのか、
それともその時あった考えは否定しての発言なのか、
読んでてふとそんなことを考えてしまいました

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