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2009.05.25

Amazon EC2

 仕事が忙しい時に限って新しいことしたくなってたまらなくなるなー。学生のころ試験前になると長編漫画をつい読んでしまったのを思い出す。
 今回は遅ればせながらAmazon EC2。そろそろ仕事仲間も増えてきそうな気配だし、まずはオフィスの片隅においているサーバで管理しているsubversionを移行してみようかな、と。

 アカウント作成で、何度確認しても「住所が間違っています」とエラーが出て、いろいろ表記を変えたり漢字で入力してみたりしたけどだめだった。もう諦めてアメリカのそれっぽい架空の住所にしてしまおうかと思ったところでふと閃いて、郵便番号を3ケタで入力したら通った!。これを作ったAmazonの担当者は日本の郵便番号が7ケタ化されたことを知らないようだ。せめてもうちょっとヒントになるエラーメッセージを出してくれ。

 しかしこのサービスは革命的や。Amazonは単なる小売業者かと思っていたがまったく考えが甘かった。どんな用途に使うかは妄想が膨らむな! 初めて仮想化技術を見たのは10年くらい前のVMWareだけど、まさか今このような使われ方をするとは思わなかった。この調子だと数年で小規模のレンタルサーバ業者は全滅だよ。おそろしい。

 せっかくだからMapReduceを使って何か大規模なデータを処理する練習をしてみたいところだけど、ちょっとこれはネタがない。だが無理にでも探したい。

 相場の世界ももうしばらくするとこういうサービスをバリバリ使うようになりそうだけど、何しろ証券取引所がこういう分野には疎いのが心配である。ここ数年ビジネスの観点から見て、東証は長い間競合がいないせいで体質は相当に腐ってる。ここさえなんとかすれば日本の相場は格段に面白くなるんだけど。

2009.05.18

膨れ上がるToDoリスト

 気づけは現在のメインプロジェクトであるTacticoも、開始から2年半が経った。これまでやってきたことはある程度の成果は出してきている(時間はかかりすぎたけどな!)が、見逃せないのは「プロジェクトのToDoリストは一貫して長くなっている」ということだ。自分で思いつくものと顧客から言われて採用する項目の増える速度が、常に仕事をこなす速度を上回っている。その結果、いまや手元にある課題を片付けるだけでも軽く1年はかかるボリュームになってしまった。
 ToDoリストが長くなり続けているということは、このプロジェクトは永久に終わらないということになってしまうが、それはどちらかというと健全である。膨張するToDoは周囲の期待の表れであって、期待がなければ改善要求も出てこないのだから当然だ。

 むしろ、ToDoリストがこの程度の増え方であるというのは自己資金で運営する決断が正解だったことを示唆していると思われる。Tactico初期段階での最大の選択は、外部資金を入れて4~5人雇って一気に攻勢をかけるか、自己資金で一人でコツコツやるかだった。結局は「なんとなく直観的にビビって」一人でやることにしたけど、最初から人を雇っていたら今のステージに来るまでの間に資金的あるいは精神的にクラッシュしていたと今ははっきりわかる。もしToDoの1/10しかこなせていない、という事態だったら、外部資金を入れるべきだった、ということになる。

 なので第一問は正解だったようなのだが、最近はその時期に次ぐ選択を迎えているなあ。
 ぶっちゃけて言えば、次の選択は

(1) 死に物狂いで今の仕事を推進して年収5000万
(2) 仕事のペースは緩めて家族との時間も大事にしつつ年収1000万

 である。
 実はほとんど答えは出ていて、(1)しかない。今の構想を他の奴に実現されてしまうのは我慢ならないし、自分のアイデアを世に問うことほど楽しいことはないからね。もちろん(1)で得た収入は人を雇ったり他の会社に発注するために使うことになる。それで失敗する危険はもちろんあるが、変に大金を手元においてもどうせ相場で張るだけだからね。その気になれば(2)にはいつでも移行できるので、気楽といえば気楽だ。

 だが妻はそういう男のロマンはなかなか理解できないんだよな。別に反対するというわけではないし、むしろ理解できないにも関わらず応援はしてくれるのは嬉しいが、ちょっとさびしい、というのは確かだ。

2009.05.11

もうすぐ3カ月

 もうすぐ娘が産まれて3カ月になる。
 いやー実にかわいい。なんというか、本能に訴えかけてくる可愛さがある。むしろ、赤ちゃんに似ている要素のあるものを人間は可愛いと感じるようにできているのだという気がする。赤ちゃん的である、というのが可愛いの定義だね。でも、そう感じるのは自分の子でないとたぶんだめだ。

 最近子育てがらみで感じたこと。

●夜泣きしない
 これはウチ固有なのかもしれないけど、夜はぐっすり寝てくれます。事前に調べたときは2~3時間ごとに起こされるのできついみたいなことがどこでも書いてあったけど、そんなことはなく7~8時間ぶっつづけで寝てくれるので大助かり。寝る前はおっぱいがぶ飲みなので用意周到である。
 その分、昼寝は普通の赤ちゃんより少なめのような。

●運転免許不要
 僕はずっと運転免許は取らないポリシーを貫いてきている(実は一回取りに行って仮免にもいけずに挫折したんだけど)が、「子供ができたら絶対必要」と周りから言われていたので気になっていた。
 だが全然不要だな!
 ベビーカー押して電車乗るのも体験済みだけど、今は大抵の駅でエレベータが整備されてるし余裕です。
 もちろん都心に住んでるから、というのが大きいけど、これで一生免許は取らないのは確定した。

 まあ僕の場合、何かの障害なんじゃないかと思うほど注意力がひどく散漫になることがあるので(マジで)、無理に免許取っても人を轢き殺す危険が高すぎる。
 どうしても、というときはタクシー使うかレンタカー借りて妻に運転させればいいからな。

●まとまった時間が取れない
 家にいるとついなんだかんだで娘の面倒をみるのに"割り込み"が入るので、集中して何かをする時間はなかなか取れない。
 この影響が最も大きいのは映画だなあ。全然観れないよ!
 これから子供作る人は、産まれる前に好きな映画は一通り見直しておくことをお勧めする。たぶん2~3年はゆっくり映画を観ることはまずできないので。

 あと妻から言われてギクッとしたのが、「あなたは仕事でリフレッシュできるからいいけど私はずっと赤ちゃんの面倒みてるのよ!」という言葉。
 最初、「今のこの稼ぎがリフレッシュで得られてると思ってるのか?」と言い返しそうになったが、考えてみれば仕事が生活に良いリズムを与えているのは確かだし、仕事は実際楽しいので妻の目には僕は好きな時間に好きな事をしているように見えるような気がする。けっこう図星かも。
 これでも人に言えない苦労はしてるんですけどね。でもこの仕事がリフレッシュと見られてる、というのはちょっとショックだ。サッカー選手がサッカーを楽しむように僕はこの仕事を楽しんでいる、と言えば伝わるかな。

2009.05.07

HHKに麦茶をこぼした

 ふだん愛用しているキーボードはHHK 無刻印モデルである。もやはこれ以外で仕事することはできない。
 1台25,000円もするが、作業効率の高まりを考えれば安いものなのでオフィス・自宅・予備で3台購入している。

 ところが今日、オフィスでキーボードの上に誤って麦茶をこぼした! 数時間はそのまま使えていたが、やがてEnterキーが全く効かないありさまに。さすがにEnterなしでは仕事にならないので予備に交換してなんとかなった。

 予備はもちろん新品なのできれいなんだが、これまで使い込んできた「年季」が失われたのはけっこう残念だ。色褪せたプラスチックがいい感じを出していたんだけど。職人は道具が命だからな。

 このキーボードは手になじみすぎているので、もう生涯これを使い続けるのは間違いない。問題は生産中止になってしまうことだが、この際一生分の予備を買うのも手かもしれない。10台か20台あれば大丈夫かな。

 Tacticoプロジェクトは、先月セントラル短資向けのリリースをし、今はこれのバージョンアップ作業ともうひとつ別の大きな案件が進行中、さらに話はきていて交渉中のところも複数あり、たいへん忙しくしてます。

 この調子だと、自分の会社は売上高の90%が営業利益というとんでもないことになる(社会保険を抑えるため自分の給料はすごく低くしている)ので、いい加減人を増やさねばということで求人活動もしているけどなかなかこれといった人物はいないなあ。

 仲介会社からちょこちょこ履歴書をもらい始めているが、一発目から創価大学出身だったよ!
 学歴不問とは確かに言ったが、創価学会はありえねー。仮に優秀だとしても一緒に仕事をする気はないので無条件不採用だ。先が思いやられるな。

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