好奇心を大事に
またもや久々の更新。
世間は連休らしいけどオイラは普通の週末くらいにしか休んでないな...相変わらず仕事のスケジュールはタイトです。
娘は7ヵ月になり、「初めて見る物」への好奇心は並みならぬものがある。振ったり舐めたり実に楽しそう。言葉を発するわけではないが、いくら見ていても飽きることはない。
だがこれを見て思ったのだが、昔は僕もソフトウェアを書くときはこういう好奇心に満ちていたはずだ。そりゃまあ仕事でやるからには楽しいことばかりではないし、年齢や経験を重ねるとともに新しい体験が減るのは仕方ないとも思うが、それにしても最近は目先のタスクに流されて好奇心を満たすのが足りないのではないのか?と猛省した。
ここ1~2年での一級の新しい楽しみは間違いなくiPhoneとObjective-Cだったけれども、それに次ぐものが思い当たらない。中学生のときにはじめてアセンブラに触れたときのような、その後大学生でi386やWindowsNTやJavaにはじめて触れたときのような、ワクワクする気持ちを大事にしないといけない。
はっきり言って「金のための」仕事は意欲がなくなってきた。ビジョンが期待できる仕事じゃないと。
金も重要ではあるけれど、今や相当ユルいペースで仕事してても年収2000万ぐらいにはすぐなれてしまう(今はユルくないペースで頑張ってるのでもっと)し、特に金のかかる趣味を持ってるわけでもないので、もっと時間の配分を考えて知的好奇心を満たすほうにシフトしたい。
興味の赴くままのことをする、というのは人間にとって最高の贅沢であるはずで、「働いたら負け」というのは真実だ。
もちろん今の顧客は信義上のこともあるので大事にしないといけないし、ときには無理をきかなくちゃいけない局面もあるだろうが、軸足は「好奇心」に置きたい。ぼさっとしてるとジジイになってしまうぜ。
前にも似たようなことを書いたような気がするけど、今度は本気である。実際、いまの主力プロジェクトも1ヵ月以内には一区切りつくので、それから本格的に行動開始だぜ。
まずは最近の秀逸なゲームを試すことかな。昔は狂ったようにゲームばかりしていたものだが、ここ数年はご無沙汰だ。新しいゲームデザインとユーザーインタフェースを研究したい。
#社長としてはこれでは大失格なんだろうけどな
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