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2009.10.23

commitメールとの格闘

 いま仕事で使うソースコードの管理はAmazon EC2に作ったサーバ上のsubversionでやっているんだが、ふと「commitメールくらい出してみるか」と思い立って作業開始したところ事前予想の10倍くらい時間がかかってしまった。以下何をしたかのメモ。
 まあいかに自分の手際が悪いかを白状してるだけなんだが誰か同じようなことでつまづくことがないように、ということで。

●このサーバではMTAは動いていない。自分でMTAをセットアップしたことは実はないので不安だし、commitメールのためだけにpostfixとかを用意するのも大げさだ。なので別手段を使おう。
●www.lagarto.co.jp内には、HTTPで所定のフォーマットでPOSTすると中身をメールで出力するrubyスクリプトがある(これは別の用事で昔作って今も使っている)。これを流用して済ましてみよう。
●やってみたらなぜかメール本文が32KB?くらいになるとデータが切れてしまう。理由は不明。やっぱcommit内容のdiffは見たいよなあ、というわけで素直にSMTPを叩くことにする。
●だがSMTPを叩くとアクセス拒否される。そういやlagarto.co.jpのメールサーバはpop before smtpを使うんだった。
●となるとpopクライアントが必要だ。適当に探すとretchmailというのが見つかった。"fast" "stupid"と紹介文にあるし、今回の目的にはこれでいいだろう。
●とりあえずapt-getしてmanページを見る。必要充分な機能を持っているようだ、よしよし。
●サーバ名やパスワード等を~/.retchmail/retchmail.confに書けとあるので、サンプルに従って書いた。
●動かしたら俺のメールボックス内のメールを全部嘗めていってしまった。pop bofore smtpを通したいだけなので認証をパスしたら終了してほしいんだけどなー。そういう動作オプションはないらしい。
●仕方ないのでこれ専用のメールボックスを作ろう。そうすれば中は常に空なので嘗めていっても特に無駄はない。
●メールサーバの設定を変えるためにログインするパスワードが見つからねー。1~2年はアクセスしてなかったからな...。一生懸命探して古いメモを発見、何とかなった。
●あとは、commitメールを送るアカウントにはホームディレクトリがないので、retchmail.confを引数で与えなければならない。が、やっても変なエラーで止まってしまう。
●某世界的機関Gに何度も問い合わせた結果、retchmail -c ini:[retchmail.confのパス] が正解であることがわかる。ini:って何なのよ全く。というかmanページによく見るとヒントは書いてあった。

 やれやれやっと望む結果が得られた。

 だが、まだcommitログに日本語を入れられない問題が残っている。これはメールとは関係なく、subversionのサーバ側設定かTortoiseSVNのどっちかが誤っているらしいんだが、疲れたので別の日にやる。

2009.10.20

ゲーマー回帰

 先週で仕事はちょっと一区切り。今月末ごろもう一つ大きめのリリースがあって、今年はこれで大物の仕事はラストになる。
 それで最近は少し時間的余裕ができたので、改めてトレーディングに必要なソフトウェアとは何かをじっくり考えてみようと思う。とはいっても、そういうアイデアは机の上で考えても友達と酒飲んでもそう簡単に出るものではないので、実践あるのみ。

 まずは、

●最近休止してきた個別株のデイトレードを復活
●コンシューマーゲームの研究

 の2つをやってみる。

 まあデイトレードは、過去には腐るほどやっているし、いまさらはじめるのは精神的リハビリという意味合いでしかないな。ただ緊張感を得るには投入金額を大きくしないといけないが、大きすぎると仕事が手に付かないので中途半端な取り組みになりそうだ。そもそも個別株・日経オプション・バイナリオプションを全部同時に面倒見るのは忙しすぎて無理だ。
 どういうスタイルでやるかはあとでまた考えるが、時節柄JALで大きな勝負をしたい。

 一方、ゲームは久々だ。大学生くらいまでは狂ったようにやっていたが、ここ数年ゲームからは全く離れていた(マネーゲームのほうが面白かったので!)。なにしろPS2は生涯でも1~2回くらいしか触ったことがないくらい。
 新しいゲーム性を生み出すアイデアという点ではさすがに今や枯渇しているだろうけれども、やはりユーザインタフェースが最も発達したソフトウェアはゲームであるので、最近のゲームを研究することは意味があると思うのだ。

 この活動の欠点は、傍目には単にゲームで遊んでいるようにしか見えないので、なかなか家ではやりづらいことである! 赤ちゃんもいるし、ゾンビをバンバン撃ち殺すようなゲームは妻に白い目で見られてしまう。

 だが幸運なことに、最近になって自分のオフィスから徒歩3分くらいのマンションに、仕事と相場での仲間がトレーディングルームを用意したのである! ここをちょっと使わせてもらう形でゲーム研究をすることで話はついていて、すでに大型TVとXBOX360といくつかのゲームは用意した。PS3は近日用意する。

 意気込みとしてはここで得た知見を将来のTacticoやiPhone用アプリに反映させるのであるが、単にゲームで遊んで終わりになってしまうかもしれん。どうなることやら。

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