例のビデオの件はなかなか面白い。もしあの海上保安官が骨のある人物なら、おそらく次の衆院選で自民党あたりから出てくるであろうな。ポスターにsengoku38と書いてあるのを想像して笑ってしまった。
テレビでは技術やセキュリティは素人なのでIPアドレスがわかれば身元が特定できる、などと言っているが、もちろん手軽かつ強力は身元隠蔽はいろいろある。そこで、できるだけ足のつかない方法でYouTubeに動画をアップする方法についてちょっと考えてみた。
●案1 ネットカフェ/漫喫
実際に行われた方法。これは身元確認をしている店では危険だし、それがなくても監視カメラに映ったり店員に顔を覚えられてしまう可能性がある。
ただ、ネカフェのPCにリモート接続できるように巧妙にソフトウェアをあらかじめ仕込んでおいて、充分時間が経ったあと(仕込みから1年くらい)にリモート接続して実行するのは有力かもしれない。
●案2 無線LANにただ乗りできるスポットを探す
パスワードなしで他人のAPが使えるところを事前に探しておき、そこからアップする方法。
しかしこの情報を探す過程で誰かに見つかったり怪しまれたりするかもしれないし、そのAPからアップロードされたことはわかってしまうので絞り込みが容易になってしまう。これも危険。
●案3 ホテル
ホテルにPCを持ち込んでからアップロードする。もちろん身元は完全に伏せて宿泊するのは大前提。従業員や他の宿泊客に怪しまれてしまう危険はあるが、PCを動かしている間は完全に個室でできるのは利点なので有力。ただし、アップロードしたホテルは特定されてしまう(もしかすると部屋番号も)のでやや不安が残る。
●案4 新幹線
最初有力かと思ったが、接続業者との契約が必要なことがわかったので問題外。
●案5 空港
僕が思いついている中では最有力。手続きなしでWifiが使える空港は国内にもいくつかある。中にはメールアドレスが必要なWifiサービスもあるので、そういうのはそこから足がつく可能性があるので使えない。
また、アップロード中の画面を他の人に見られたらだめなので、監視カメラに映らず、あまり目立たないベンチ等を事前に調べ、さらに念のため「1クリックで自動アップロードできるツール」まで用意しておく。決行するときはふつうのビジネスマンのような恰好で空港へ行き、ツールを起動したらあとは完了までExcelか何かを操作しているようなふりをしていればよい。(ここでワクワクしながらYouTubeを見ているとバレてしまう危険が高まってしまう!)
欠点は、それとはわからないながらたくさんの人の目に触れてしまうことだ。少しでも怪しい印象を与えてはいけないので、そこは工夫が必要である。
電車やバスで空港へ行き、終わったらそのまま静かに帰ってくれば何も痕跡は残らない。成田空港とかなら利用者数は莫大だし、警察も絞り切れないだろう。
もっと賢い方法もあるかも。
別に僕が何かこの方法で企んでいるわけではないけど。
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