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2010.12.10

娘とiPad

 久々の更新。
 最近は大きなもの2つ・小さなもの2つのプロジェクト掛け持ち(すべてFX/株のトレーディングツールですが)なので、忙しい割にはそれぞれの進行速度はイマイチです。まあ1つあたりは週に1~2日しか使っていない計算だから当たり前なんですが...。
 まあ相場を張るのをもっと控えれば仕事は捗るのかもしれないが、なまじ勝っているためについ相場も見てしまう。

 ところで、娘(1歳10ヶ月)もiPadを使い始めたのだが、いろいろユーザーインタフェースの知見が得られて面白い。よくソフトウェア製品の売り文句で「直観的なインターフェース」というのが出てくるが、それが本質的にどういうことなのかはじつに曖昧である。
 なまじ文字を知っているとそれに頼ってしまうので、文字はまったく分からないが知能はわりとある子供こそ、ユーザーインタフェースの考察にふさわしい。
 娘がiPadを使うところを観察するのは親の立場としてもエンジニアの立場としても楽しいのである。

●アイコンの認識能力は高い
 僕のiPadには100個くらいアプリがあるが、そのうち娘が気に入っているものは5~6個で、特定のページに固まって配置している。
 この状態でiPadを与えたとき、目標のものを起動する操作は全く問題なし。絵で覚える、というのは大きいようだ。

●ホームボタンも秀逸
 「よくわからなくなったらこれを押せば最初に戻る」という理解はあるようだ。画面と脇にボタンが1つだけある、というデザインは本当にすばらしい。ガラケーだといろいろなボタンをガチャガチャと押しがちである。
 おそらく同様の理由で、比較的複雑なアプリケーションの場合、アプリのホーム画面に戻るボタンは目立つところに設置したほうがよさそうだ。

●"Clickable"という認識
 アプリ内の各種ボタンは、「押せば何か起きる」とはすぐ認識できるらしい。文字しかないボタンでも、目立つ色であればよいようだ。
 いままで、いわゆるボタンは電気製品等についているボタンのメタファーであり、電気製品を使う日常生活の経験がなければ理解できないUIだと思っていたが実はそうではないらしい。まあ0歳のときでもボタンのついているおもちゃには触っていたが、もしかすると本能的に理解できる操作なのかもしれない。

 ちなみに、娘が最も気に入っているアプリはつみネコHD(以下宣伝動画)。

 iPadのことを「にゃーん」と呼ぶくらい気にっています。

 他には、

* My first tangram
* かなもじ
* SoundTouch
* これなあに?どうぶつ編
* ミアのプレイランド

 あたりが娘にとってはヒット作。

 最後に僕にとってのヒット作は、Flight Control HD(マップのうち1つは世界12位のスコアを出した)、Settlers (AOEによく似た本格ストラテジゲーム)です。特にSettlersは家族が寝たあとにしばしば一人でやりふけってしまうわ...

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コメント

まだ二歳前だというのに本当に信じられません。
一方で羨ましいと感じるのは私だけでしょうか?
ついにIT機器を根元的に使用する世代の登場なんですね

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