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2005.04.12

反日デモは反資本主義

 中国での反日デモの報道を見て思ったのは、一般の中国人民は市場経済に不安感を持っているんだろうな、ということである。

 ここ数年の市場経済の導入により、確かに中国のGDPは急激に上昇したがそれと同時に市民は貧富の差の急速な拡大を目の当たりにし、しかも中国政府にはその差を縮小させる気はないらしいこともはっきりしてきた。
 おそらくそういうことに対する漠然とした不安感や妬みが、資本主義の(一応)先輩格であるところの日本への敵意として結実したんだと思うわけよ。
 たとえば1920年代のドイツで、当時起こった新しい産業にいち早く入り込んでリッチになった一部のユダヤ人がいる、という反感がナチズムを醸成したのと同じで、市場経済への反感を反日として表現しているに過ぎないと思う。
 いくらなんでも単純に教科書の内容やら靖国やら云々というだけじゃあそこまでの騒ぎにはなるまい。
 
 まあ中国のことはおいといてインテルを何とかしなければ。
 今晩というか明朝、絶望的なチャンピオンズリーグの戦いを強いられるわけだが。学生のころの、全然準備していない期末試験を受ける直前のような気分だ。

2005.03.25

祭り終了

 なんか「詰んでいるのに穴熊」とか言っていたのが遥か昔のようだ。
 今だから言えることだが、こうやって相手の神経を逆なでするようなことを言うとまとまる話もまとまらなくなるわけで、資本に関する仕掛けはツールにすぎないことがよくわかる事例だった。あと、決着がついていないうちにテレビに出て手の内をペラペラしゃべったのも良くない。相手に底を見せたのはまずかった。
 で、彼の次の仕事はなんだっけ。役員を送り込んでネットとAMラジオの融合?になるのかな。でもラジオなんてタクシーに乗ったときくらいしか聴かないし、誰もやる気ないでしょ。結局適当なタイミングでニッポン放送株は転売せざるを得ないくさい。
 さてイラン戦でも観るか。

2005.03.23

高裁の判断を受けて

 当面フジテレビ株に手出ししないと言っていたのが残念だ。そろそろ祭りは沈静化か。
 これが池上遼一の漫画だったら明日にでもフジテレビの若い取締役が日枝さんの首を持って堀江と談判しにいくところだが、まあ長期戦ですかね。このあたりでフジ株を5000円の配当+何か起きて噴き上がる期待を当てに長期保有も悪くなさそう。
 さて日経は先物の出来高が75000枚なので普通は止まる情勢だが、NASDAQがマジでやばい形なので油断ならない。度重なる利上げの影響がやっと出たかのような雰囲気だ。

2005.03.20

オープンソースの敷居

 先日のオープンソースへの参加意識の問題は各所で盛り上がりをみせていて、リンク集までできています。
 ひととおり読んでみると、「最近の若い者はダメだなあ」という結論に収束しそうなのでちょっと萎えてきましたが、まつもとさんのエントリにあった求める人材像が気になりました。

> * プログラミングが好きな人
> * 自分で学ぶことができる人
> * 創造性がある(と自分で思いこめる)人
> * ブレーキが壊れた人
> * 自分の可能性をプレゼンできる人

 これはオープンソース云々とは関係なく、たいていのビジネスでプラスになる性質ですね。しかも、ビジネスでは「役に立つことをした上、金にもなる」ようなことを考えなくてはいけないです。一方オープンソースの世界では、金になるかどうかは考えなくてもよいし、厳しい締切に苦しむことも上司と対立することも顧客と折衝することもないので、むしろ敷居は低いのではないかとすら思います。もしオープンソース界で何かすることを敷居が高いと感じるなら、一般のビジネス界はもっと高い敷居だと思います。
 もちろん、オープンソースで何かするとしても、別のことで生計を立ててその余暇でやるために時間の捻出が難しいというのはありますが、ビジネスとして成功させるための敷居の高さに比べれば何でもないでしょう。
 オープンソース開発者といっても、別にRichard Stallmanのような宗教家や革命家のような人物が求められているわけではないので、なんとなく躊躇している人(特にソフトウェア業界に進もうと考えている学生)には将来役立つスキルを向上させるという目的で自分にできそうなことを探し、行動してみることをお勧めします。大多数の何もしていない人にはない経験ができるし、周囲の自分への評価も変わってくるでしょう。

 というか、まあデキる奴はこんなことを言われなくても勝手に動くものだし、そうでない奴は何を言われても動かないわけだけどな。

2005.03.03

XBOX=ザスパ草津

 ここへきてどういうわけかXBOX陣営が過去の名クリエーターを集めている。ファイナルファンタジー生みの親、坂口氏がMS陣営へ, Xboxの攻勢続く――岡本氏と水口氏も次世代Xboxに参加などの記事参照。
 「過去の」という言い方は失礼かもしれないが、調べてみるとたとえば岡本氏はもう43歳で、ストⅡを作ったとき30歳くらいだったことを考えると、クリエイターとしての才能がどれだけ残っているかは疑問だよなあ。普通の会社なら現場バリバリから管理職へ、という動きをする年齢なので、まだ前線でやりたいという気持ちがあるんだろうな。しかし映画みたいに巨匠の作品だから有難く拝見する、という文化はゲームにはないので、それだけで売れる作品になるかというと難しかろう。
 一度引退したJリーガーがザスパ草津でもう一頑張り、という話を連想した。

2005.02.24

これはとどめか

 ニュースで見てたまげました。
 これが通れば文句なくライブドアは撤退せざるを得ないし、通らなくても仮処分を求めたり裁判をやったりすれば時間もかかるし、何しろ感情的なしこりは解消できまい。株式という仕組みのもつ魔力はすごいですね。今チャンピオンズリーグの次に面白い話題はまちがいなくこれだ。

 しかしこんな新株予約権を取締役会だけで決定できるのかよ、と思ったらここに情報あり。どうやらできるようだ。それにしても株数が現在の総発行済み株式数の1.44倍というのは凄すぎる。この攻防戦は世界にも類を見ないだろうな。なんにしてもデイトレーダーにはたまらない展開がしばらく続きそうだ。とりあえず明日のライブドアは暴落だろうが、その後でおいらもいっちょ参戦するか。
 それにしても当のニッポン放送経営陣のコメントが一切出てこないのはなんでだろね。燃えているのはあなたの家ですよ。まあ我々見物人としては派手に燃えてくれたほうが面白いわけですがね。

2005.02.22

いまどきのニート

 引越し後初出勤でいきなり長時間の激論を闘わせる。帰宅して一息いれたらもうこんな時間か。なにしろ絶望的に時間が足りないな。やるべきこと・やりたいことに対してあまりにも時間がない。
 と思いつつ各所のblogを巡回しているとこのblogの主がこんな事件に及んだ模様。今月分のblogだけをざっくり見たが、見事なニートっぷりだな。楽して非凡な人生を送るか、さもなくば死かという人生観は正直想像できないが、いまどきのニートってのはそんなもんですかね。

2005.02.08

放送とネットの融合って...

 今日の驚愕ニュースはやはりこれ。
 ホリエモンの基本戦略はYahooに追いつくことなので、それにはメディアの首根っこであるテレビを押さえにいくというのは直接的でわかりやすい。ただ、いま見るとライブドアの売り上げが去年9月期で300億円、ニッポン放送の営業利益が25-30億円というところなので、この800億円の資金調達に見合ったものにできるかどうかはかなりきついと見ざるをえないなあ。とりあえず利益を確定させたのはいまのところ村上ファンドだけか。

 また、(少なくとも公式には)放送とネットを連携させて価値を高めると言っているが、ネットにはいま放送でやっているレベルのブロードキャスティングは技術的に不可能だし、一方放送の端末であるテレビはネットワークにつながっていないので、連動といっても「映画の予告編の最後にURLが出る」という程度のショボい連動性しか実現できないだろう。
 もしライブドアが真にイノベーティブな企業なら、そうした技術的困難を克服することでニッポン放送なりフジテレビの価値を上げ、今回の投資を回収するだろう。そうやってまだ見ぬ新しいメディアを生み出せば社会にも貢献できる。それができれば感服するが、無理だろうなあ。株を買っているだけじゃあ技術は進歩しないよ!

 とは言っても、狙いは産経新聞という説もあるし、目が離せません。

2005.02.01

ソフトウェア特許は廃止すべき

 各所で話題になっているが、この判決はあまりにもひどすぎる。
 こんな特許を認めていたら世の中成り立たないことは明らかだと思うんだが、調べてみるとこの裁判官はこんな判決

> 世界的に著名なファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」
>の発行元などが、マンション「ラヴォーグ南青山」を分譲した
>不動産会社を相手に、同誌のロゴと似たアルファベットやカタ
>カナ交じりの標章の使用差止めなどを求めた訴訟の判決で、東
>京地裁の高部真規子裁判長は「雑誌と関係があると誤信させる
>もので、不正競争防止法違反に当たる」と認め、同社に標章の
>使用禁止と4750万円の損害賠償の支払いを命じた。

 を出した経歴があった。「雑誌と関係があると誤信」するような奴なんているか?
 この判例を見ただけで裁判官のお里が知れている。この件は、特許を認めた奴も松下も悪いと思うが、一番悪いのはこの裁判官だろう。氏ね。こういう判決が後世にどれだけ社会的損失を招くか分かっていないんだ。

 だいたい、ソフトウェアはアイデアのあとの実装にこそコストがかかるのであるから、その成果物を保護する著作権法で十分のはず。アイデアを保護する特許制度はソフトウェアと根本的に相性が悪いのだ。